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季節の花便り

5月の花便り/高橋 郁雄

  今回も自宅近辺からのみです。すべて、5月14日に撮影しました。
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イモカタバミベニハナトチノキアグロステンマ
イモカタバミ:我が家の近所で撮影しました。「カタバミ(片喰)」とは、夜になると葉が折れたように閉じられる生態から、「葉が半分食べられたように見える」ため「片喰」という名が付いた。このブログで過去に4種の片喰(ハナカタバミ・フヨウカタバミ・オオキバナカタバミ・ムラサキカタバミ)を掲載済みです。
  南米原産の多年草、戦後に観賞用として日本に持ち込まれて以来、道端でよくみられる。雄しべの葯(ヤク:花粉が入る袋)は黄色です。
  花言葉=「輝く心・決してあなたを捨てません・あなたとすごしたい・物思う」。
ベニハナトチノキ:旧NECの研究所があった場所に、現在は民家がまとまって建てられていて、その一帯の北側の道路沿いに20本余りの(紅花栃の木)が植えられており、5月中旬に一斉に花が咲きましたので、撮影しました。(紅花栃の木)は「アメリカ紅花栃の木」と「西洋栃ノ木(マロニエ)」との交雑種だそうです。
  花言葉=「博愛」・贅沢・天分・天才」。5月12日の誕生花。
アグロステンマ:紅花栃の木の花を撮影しようとして、家から歩いて向かう途中の公園の中で見つけて、撮影しました。この花は以前(2012年5月20日)に熱海市アカオハーブ&ローズガーデンで撮影し、本ブログに掲載済みです。家からこんなに近くで咲いているのを見つけて吃驚しています。
  花言葉=「育ちの良さ・自然を好む・気持ちがなびく」。4月4日、7月3日の誕生花。
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季節の花便り

4月の花便り/高橋 郁雄

  今回は、世の中のコロナ問題のため、遠出の取材は止めて自宅近辺からの報告となりました。
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なのはなベニバナトキワマンサク白山吹
なのはな(菜の花):我がグリーンハイツに隣接する農家の畑で、4月7日に撮影しました。「野菜(菜っ葉)の花」という意味から「菜の花」になった。別名:花菜(はなな)・菜花(なばな)・菜種(なたね)とも言われる。アブラナ科アブラナ属の花の総称を(なのはな)というので、この花の写真の野菜が何であるかは、定かではありません。
  花言葉=「快活な愛・豊かさ・財産・小さな幸せ・元気いっぱい」。3月7日の誕生花。千葉県の県花だそうです。
ベニバナトキワマンサク(紅花常盤満作):宮前区役所の隣に出来たマンションの生垣で咲いていたのを、4月11日に撮影しました。
原産地:(日本から中国、インド)。日本での自生地は静岡県、三重県、熊本県だそうです。
  花言葉=「霊感・私から愛したい・おまじない」。2月12日の誕生花。
白山吹:我がグリーンハイツ28号棟の脇に咲いたのを、4月22日に撮影しました。(バラ科シロヤマブキ属落葉広葉/低木)。ヤマブキにも白い花が咲く品種「シロバナヤマブキ」があるが、「シロヤマブキ」とは属が異なる別種だそうです。両者の違いは以下のようです。
 花弁
白花山吹5枚互生褐色
白山吹4枚対生黒色
  花言葉=「細心の注意」。5月20日の誕生花。
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季節の花便り

3月の花便り/高橋 郁雄

  新型コロナウィルスの感染が拡大しています。その影響で大船植物園フラワーセンターも3月3日~23日まで休園となりました。取材のための外出も遠方は避けて、今月は近場だけの取材となりました。皆様も感染防止に極力ご注力して下さい。
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河津桜トサミズキオオアラセイトウ
河津桜:この花便りに、過去11回登場で、今回で12回目です。今回は川崎市宮前区蔵敷交差点近くの「平瀬川沿い」で、3月9日に撮影しました。
  この花は、1955年に発見され、1975年に河津桜(カワヅザクラ)と命名されました。カンヒザクラ系と早咲きのオオシマザクラ系の自然交配種と言われています。河津川周辺では(2/10~3/10)に「河津桜まつり」が行われます。
トサキズキ(土佐水木):川崎市宮前区「東高根森林公園」で、3月11日に撮影しました。名前の由来:高知県の蛇紋岩地帯や石炭岩地などに自生し、葉がミズキ科のミズキ(水木)に似ていることに因む。
  花言葉=「清楚・優雅・伝言」。(3/18)の誕生花。花言葉(優雅)は、淡紅色の鐘形の小花が穂状に垂れて咲き、その花びらの間から紅色の雄しべをのぞかせる上品な美しさに因む。
オオアラセイトウ:川崎市宮前区、菅生緑地西地区の「水沢の森」の中で、3月16日に撮影しました。
  原産地は中国東部に分布し、東北および華北地区では普通に見られる。ヨーロッパ南部に帰化しているほか、日本では江戸時代に輸入されて、栽培されたものが野生化して全土で見られる。
  花言葉=「知恵の泉・優秀」。別名は沢山ある。「ショカッサイ(諸葛菜)」「シキンソウ(紫金草)」「シキンサイ(紫金菜)」「ヘイワノハナ(平和の花)」「ムラサキダイコン(紫大根)」「ムラサキハナナ(紫花菜)」「ハナダイコン(花大根)」「ピースフラワー(Peace flower)」。優れた軍師であった「諸葛亭孔明」が食料として、この花を広めたという伝説から「諸葛菜」の別名ができた。

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2月の花便り/高橋 郁雄

  今回はすべて大船植物園フラワーセンターからです。2月12日に撮影しました。初登場の花は、「冬知らず」と「サイネリア」です。
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ユキワリイチゲキバナセツブンソウスノードロップ
ユキワリイチゲ(雪割一華):(雪割一花)とも書く。3~4月に咲く(キンポウゲ科、イチリンソウ属)の花。一華は一茎に一輪の花を咲かせるという意味。雪を割って花を咲かせるという意味は、春先に咲くという意味。花の色は白、紫。この写真は芽が出たばかりの写真のようです。2014年4月1日号に登場の(雪割一華)には色がついています。
  花言葉=「しあわせになる」。
キバナセツブンソウ(黄花節分草):2014年4月1日、2017年3月1日に既に登場しています。今回で3度目です。根に「アコニチン」という有毒物質を含むので要注意。
  花言葉=「微笑み・光輝」。
スノードロップ:別名「松雪草、雪の花」。花言葉=「希望・慰め・楽しい予告」。
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冬知らずキンカチャサイネリア
冬知らず:別名「ヒメキンセンカ、寒咲きキンセンカ」。地中海沿岸が原産です。鮮やかな黄色の直径1~2cmの花を咲かせる。真冬でも次々と花を咲かせることから和名(冬知らず)がついた。日がさすと花が開き、夕方には閉じる。
  花言葉=「悲嘆・悲しみに耐える・別れが悲しみ・乙女の美しい姿・用心深い」
キンカチャ(金花茶):大船植物園フラワーセンターの温室内で撮影しました。2019年4月1日に紹介済み。中国の広西省地方原産。椿としては珍しい黄色花。
  花言葉=「円満」。
サイネリア:キク科、ペリカリス属。原産地=北アフリカ、カナリア諸島。別名(シネラリア・フウキギク・フキザクラ)。シネラリアは「死を連想させる」ということで「サイネリア」という名前が一般化した。豊富なカラーバリエーションが特徴。オレンジ色以外はすべての色がある。
  花言葉=「いつも快活・喜び・いつも愉快」。
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1月の花便り/高橋 郁雄

  今回は向島百花園からです。1月17日に撮影しました。今回の花はすべて再登場です。
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冬牡丹1冬牡丹2冬牡丹3
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白梅紅梅蝋梅
  冬牡丹は温度管理をした上で、春が既に来たかのように感じさせて、1月に咲かせています。2016年~2019年に毎年1月の花便りで冬牡丹を紹介してきましたが、すべて1種だけでした。今回の向島百花園では、3種が展示されていましたので、3種すべてを掲載しました。
  白梅、紅梅も少し早く咲かせるように管理されているのではないでしょうか。そのように感じました。蝋梅は2009年、2010年、2012年、2013年、2015年に登場しています。
  いずれにしても、早い春を感じて頂ければ幸いです。
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季節の花便り

12月の花便り/高橋 郁雄

  令和2年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。小生今年の誕生日で88歳となります。お互いに健康に留意して日々を過ごしましょう。
  さて、今回は川崎市の東高根森林公園(12月12日)、野川公園自然観察園(12月13日)と大船植物園フラワーセンター(12月20日)からです。
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ツワブキシロバナアブラギク皇帝ダリア
ツワブキ(石蕗):東高根森林公園で撮影しました。本ブログでは5度目の登場です。花の少ない時期に頑張って咲いていました。
  花言葉=「困難に負けない」。日陰でもよく育ち寒さが厳しくなっていく時期に花を咲かせることに因んだ花言葉です。
  冬~春にかけて若葉を摘み取って塩ゆでにするとおいしいらしいです。
シロバナアブラギク(白花油菊):野川公園内の自然観察園で撮影しました。アワコガネギクとリュウノウギクの自然交雑種だそうです。雑種ということで両方の特徴を混ざって受け継いでいるそうです。関東地方~長野県、紀伊半島に分布しているそうです。
皇帝ダリア(八重咲):大船植物園フラワーセンターで撮影しました。本ブログで過去に3度登場している皇帝ダリアはすべて一重でしたが、今回は八重咲です。
  花言葉=「乙女の真心・乙女の純潔」。
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ヒナソウゴクラクチョウカウナズキヒメフヨウ
ヒナソウ(雛草):大船植物園フラワーセンターで撮影しました。原産地:北米大陸東部。開花期(3月~5月)とWebにはありましたが、この写真は12月20日に撮影しました。
  花言葉=「甘い思い出・寛大な愛・会える幸せ・おとぎの国の夢」。
ゴクラクチョウカ(極楽鳥花):大船植物園フラワーセンターの温室内で撮影しました。本ブログで2度目の登場です。花の姿が、ニューギニア島に生息している風鳥に似ていることに由来して名付けられた。英名は「Bird of paradise」(天国の鳥)。
  花言葉=「輝かしい未来・寛容・恋する伊達者・気取った恋」。
ウナズキヒメフヨウ:大船植物園フラワーセンターの温室内で撮影しました。本ブログの(2014/3/1)号で、新宿御苑の温室のものを紹介していますが、花色が赤でした。今回の花色は薄ピンクです。花が蕾の時は上向きだが、だんだん下向きになることから、ウナヅキ(頷き)の名前が付いた。熱帯アメリカ原産で、日本では九州南部~沖縄に分布。
  花言葉=「繊細な美・やさしい感受性」。
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11月の花便り/高橋 郁雄

  今回も大船植物園フラワーセンターからです。10月29日~11月17日まで菊花大会が開かれていました。6枚すべて11月12日に撮影しました。
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一文字菊フォックスフェイスの実フォックスフェイスの花
一文字菊:和名(ヒロノシ)、別名「ゴモンショウギク(御紋章菊)」「ヒラダイ(平台)」。花びらの数が16枚前後の一重咲きの大輪菊です。
  花言葉=「貞節・貞淑」。11月12日の誕生花。
フォックスフェイスの実と花:南アメリカ原産のナス属の植物。まるで、狐(キツネ)の顔のような黄色い実をブラブラと付ける「ナス」属の仲間です。花はナス属なので、茄子の花に似ていますね。
  花言葉=「偽りの言葉・私の思い」。
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デンマークカクタスイトラッキョウハナカタバミ
デンマークカクタス:原産地はブラジル。サボテン科の多肉植物。別名:シャコバサボテン、クリスマスカクタス。花色は(赤、ピンク、橙、紅紫、桃、黄、白)など多種があるようです。
  花言葉=「美しい眺め・ひとときの美・冒険心・つむじ曲がり・熱意」。
イトラッキョウ:(糸辣韮)ユリ科アリウム属(ネギ属)の多年草。この花は優しさが匂うような可憐な色合いの花です。長崎の平戸島のみに自生する固有種です。
ハナカタバミ:(花片喰)、葉の先端が食べられたように欠けていることに由来して名付けられたそうです。
  花言葉=「あなたと過ごしたい・決してあなたを捨てない・輝く心・母親の優しさ・喜び」。1月15日の誕生花。

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季節の花便り

10月の花便り/高橋 郁雄

  今回は新宿御苑からと自宅近辺からです。
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十月桜(?)ハメリア金木犀
十月桜(?):10月10日に新宿御苑で撮影しました。新宿御苑の説明地図で(ジュウガツザクラ)と明記してあるところで撮影したのに、写真をよく見ると花が一重にも見れるので、(?)を付けました。正しくは十月桜は八重で、冬桜が一重です。
  十月桜の花言葉=「神秘な心・寛容」。
  冬桜の花言葉=「冷静」。
ハメリア:10月10日に新宿御苑の温室の入口付近で撮影しました。中南米(中央アメリカ~ブラジル)原産。一年を通じて枝先に黄~朱色の花を次々に咲かせる。花期は通年だそうです。
金木犀:10月16日に我が家の近くで撮影しました。中国南部原産。江戸時代に日本に渡来。雌雄異株だが輸入された時に雄株しか入ってこなかったことから、日本にあるキンモクセイには実(種)が付かないそうです。
  花言葉=「謙虚・謙遜」:強い香りが印象的な一面とは裏腹に、咲く花は直径1cmにも満たないと小さくつつましい様子に因んで付けられた。