カテゴリー
季節の花便り

5月の花便り/高橋 郁雄

  今回も近場からの取材です。ペラルゴニウムのみ初登場で、「銭葵(ゼニアオイ)」と「メキシコ万年草」は再登場です。
Perarugo.JPGZeniaoi.JPGMannenngusa.JPG
ペラルゴニウムゼニアオイ(銭葵)メキシコ万年草
ペラルゴニウム:近所の方から頂いた切り花を花瓶に挿して、5月2日に撮影しました。春から初夏にかけて咲く一季咲の多年草です。和名「夏咲天竺葵(なつざきてんじくあおい)」。上2枚あるいは5枚すべての花弁の中心に黒や赤色のブロッチ(斑紋)やストライプの模様(条斑)が入るのが特徴の花です。「ぺラルゴニウム」でWEB検索すると多種の花が出てくるのでビックリします。
  花言葉=「愛情・尊敬・決心・切ない望み・君ありて幸福・篤い信仰・あでやかな装い・真の友情・育ちの良さ・愚かさ・上流気取り」。
ゼニアオイ(銭葵):我が家の近所で、5月9日に撮影しました。原産国:南ヨーロッパ。別名:モルチアナ、コモンマロウ、ツリーマロウ。名前の由来:丸みのある花や葉の形が銭のようだから「ゼニアオイ」となったという説、中国の古代のお金「五銖銭(ごしゅせん)」の大きさとゼニアオイの花の大きさが同じぐらいだから「ゼニアオイ」となったという説、などがあります。
  花言葉=「説得・信念・母の愛・初恋・恩恵・温和・古風な美人」。
メキシコ万年草:我が家の近所で、5月14日に撮影しました。
 花の特徴:花径12ミリくらいの小さな黄色の花がギッシリ咲く。花弁は5枚で平開する。雄しべは10本である。
 葉の特徴:円柱状の細い葉が密につき、こんもりとした姿になる。
 花言葉=「記憶・私を想って」。
カテゴリー
季節の花便り

4月の花便り/高橋 郁雄

  今月も自宅周辺からの便りです。新しい花はありません。白山吹は3度目、スノーフレークは2度目。小手鞠(こでまり)は2度目です。

siroyamabuki.JPGsnowfreiku.JPGkodemari.JPG
白山吹スノーフレーク小手鞠
白山吹(しろやまぶき):2013年(4/15撮影)と2020年(4/22撮影)に、登場していますが、今回の撮影日は(4/8)です。撮影場所は自宅の直ぐそばです。今年は暑くなるのが早かったですね。何だか地球の温暖化が進んでいるのかななどと考えています。
  花言葉=「細心の注意・気品・薄情」。5月20日の誕生花。
スノーフレーク:自宅の直ぐそばで、4月7日に撮影しました。似ている花に(スノードロップ)がありますが、見分け方はスノーフレークには花弁の先に緑色の斑点があるので見分けができます。別名=「スズランズイセン」。
  学名「Leucojum」はギリシャ語で「白いスミレ」を意味し、スミレのような芳香を放つことに因みます。
  花言葉=「希望・慰め」。
小手鞠(こでまり):我が団地は55号棟まであるのですが、1号棟近くで4月13日に撮影しました。原産国=中国。別名:鈴掛(スズカケ)、団子花(ダンゴバナ)。
  花言葉=「優雅・上品・友情」。4月24日の誕生花。
カテゴリー
季節の花便り

3月の花便り/高橋 郁雄

  桜の開花の報道が、広島:3月13日、靖国神社:3月15日にありました。また、桜の満開報道も例年より早くにありました。今回の花便りは、桜以外で春の訪れを告げてくれる花を取り上げました。
yukiyanagi.JPGmatubagiku.JPGmitumata.JPG
雪柳松葉菊みつまた(三椏)
雪柳:3月10日に、宮前区役所の前の通りで撮影しました。枝いっぱいに小さな花を咲かせるユキヤナギ。名前から冬の花と思われがちですが、桜やチューリップと共に春の訪れを告げてくれる花の一つとなっています。
  日本、中国を原産とする、落葉性の低木樹です。日本では、本州から西の地域で、川沿いの岩の割れ目などに自生しているそうです。
  散った花弁の様子が、地面に砕いた米(小米)を播いたように見えることから、「小米花」とも呼ばれます。
  花言葉=「愛嬌・愛らしさ・賢明・殊勝・静かな思い」。
松葉菊:3月10日に、我が家の近所で撮影しました。原産地:南アフリカ。
  花言葉=「怠惰・怠け者・勲功」。
  花言葉の由来:「怠惰・怠け者」=日中の晴れた時にだけ花を咲かせ、夜はもちろん、雨や曇りの日でも、花を閉じてしまう性質に因む。
  「勲功」=花弁に光沢があり、輝くばかりに美しい、勲章のような花姿に由来。
みつまた(三椏):3月10日に、我が家の近所で撮影しました。枝が、必ず三叉、すなわち、三つに分岐する特徴があるため、この名があり(三枝、三又)とも書く。春の訪れを、待ちかねたように咲く花の一つがミツマタです。和紙の原料として重要な植物であります。
  花言葉=「強靭・意外な思い・意外なこと・肉親の絆・豊かな力・心の美・淡白・壮健・永遠の愛」。
カテゴリー
季節の花便り

2月の花便り/高橋 郁雄

  今回もコロナのために、遠方への取材は出来ずに近場からの報告です。一刻も早くコロナが収まることを願っています。
sosinnrobai2.JPGkoubai.JPGtoujibai.JPG
素心蝋梅紅梅冬至梅
素心蝋梅(ソシンロウバイ):2月5日に、宮前区の菅生緑地西地区の水沢の森で撮影しました。原産地は中国で、渡来時期は唐の時代(617~907年)説が強いが、1600年代(江戸時代)始め説もあるそうです。名前の由来=半透明で鈍い艶のある花弁が蝋細工のようであることから。
  効能:花の香りは高貴で、香水や化粧品に利用されるそうです。また、花や蕾から抽出した「蝋梅油」は、火傷・解熱・咳止めに有効と言われています。但し、種子にはアルカロイドが含まれ有毒だそうです。要注意。
紅梅:2月9日に、我が団地の周辺で撮影しました。このブログで今までに12回も出場しており、品種名も5点ほど挙げていますが、この紅梅の品種名は判りません。参考までにこのブログに登場した紅梅の品種名は、「思いの儘・紅千鳥・未開紅・唐梅・真黒鹿児島」の5点です。
  梅全般の花言葉=「高潔・忠実・忍耐」。
冬至梅:2月13日に、宮前区下有馬の不動尊近辺の梅林で撮影しました。2月12日の(タウンニュース:宮前区版)に下有馬不動尊の冬至梅が満開だという記事を見て、翌日撮影したというわけです。
  野梅性の早咲き品種で白花の花梅の代表格で、花は白の中輪花で一重咲きです。開花期は(12月中旬~2月中旬)と早く、冬至の頃に咲くのが名前の由来だそうです。
カテゴリー
季節の花便り

12月の花便り/高橋 郁雄

  令和3年、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。昨年来コロナ感染拡大が続いています。今年こそ終息に向かってほしいと念じています。
  今回もコロナが怖いので遠出は避けて、自宅近辺と東高根森林公園からです。
nerine3.JPGkanboke1.JPGtuwabuki1.JPG
ダイヤモンドリリー
カンボケ(寒木瓜)つわぶき(石蕗)
ダイヤモンドリリー:(別名:ネリネ):12月13日に、我が家の近所を散歩の途中で撮影しました。彼岸花科の花。彼岸花に似たピンク色の花を咲かせるが、開花は彼岸花より2か月ほど後。
  花びらに光が当たると宝石のようにきれいに輝くことから「ダイヤモンドリリー」。
  花言葉=「華やか・また会う日を楽しみに・箱入り娘・幸せな思い出・輝き・忍耐・かわいい」。
カンボケ(寒木瓜):12月13日に、我が家の近所を散歩の途中で撮影しました。木瓜の開花時期は(11/25~翌4/15頃)、11月頃から咲きだす花は、春に開花するものと区別するために「寒木瓜」と呼ばれるそうです。
  中国原産。花言葉=「平凡・退屈・早熟・熱情」。2月9日の誕生花。
つわぶき(石蕗):12月8日に、東高根森林公園で撮影しました。本ブログでは6度目の登場です。花の少ない12月では貴重な花ですね。
  名前は、葉が蕗(ふき)の葉に似ていて、"つや"があることから(つやぶき)、それが変化して(つわぶき)になったと言われる。茎葉に薬効(やけど、胃もたれ)があるという。生薬名は「たくご」と言うらしい。
  花言葉=「謙譲・謙遜・愛よ甦れ・困難に負けない・先見の明」。

カテゴリー
季節の花便り

11月の花便り/高橋 郁雄

  今回も自宅近辺からのみの取材となりました。花は総て再登場です。新型コロナの感染は拡大中です。皆さん充分に注意して生活して下さい。
sazannka.jpgsazannkajimen.jpgsyumeigiku.JPG
山茶花落ちた山茶花の花弁秋明菊(薄ピンク)
rantana.JPGtyousennasagao.JPGnira.JPG
ランタナ木立朝鮮朝顔ニラ
山茶花 ●落ちた山茶花の花弁:我が団地内で、11月3日に撮影しました。以前に椿は花丸ごと落下し、山茶花は花弁1枚1枚が落下すると書きましたが、まさにその様子を写真に収めました。
  山茶花は日本が原産地。長崎の出島からヨーロッパへ伝わり、和名がそのまま学名(Camellia sasanqua)になったそうです。
  山茶花全般の花言葉=「困難に打ち克つ・ひたむきさ」。赤い山茶花の花言葉=「謙譲・あなたがもっとも美しい」。
秋明菊(薄ピンク):11月8日に、我が団地の周辺を散歩している途中に撮影しました。本ブログで過去に4度登場しています。白が3回、赤が1回、薄ピンクが1回で、薄ピンクの2度目の登場です。
  原産地は中国。花言葉=「薄れゆく愛・淡い思い」。
ランタナ:11月8日に、いつもの買い物の店の傍で撮影しました。熱帯アメリカ原産、約150種が熱帯地域に広く分布しているそうです。和名(七変化)は徐々に花の色が変化する不思議さをあらわしています。初夏から秋まで半年以上も花を長く咲かせてくれます。
  花言葉=「心変わり・厳格・合意・協力」。
木立朝鮮朝顔:11月10日に、いつもの買い物の店へ行く途中で、車を降りて撮影しました。中南米、インド地方原産。江戸時代から薬用植物として利用されていた。一方毒性もあり、幻覚症状を引き起こす危険もある花でもあるそうです。
  花言葉=「愛嬌・偽りの魅力・あなたを酔わせる」。
ニラ:11月23日に、我が団地内の道端で撮影しました。原産地は中国西部。一度植えると放っておいてもどんどん増えることに由来して、(怠け者が育てる草)という意味の別名「懶人草(らいじんそう)」があるとのことです。ニラの花は星の形に似ていることから「星への願い」という花言葉があります。他に「多幸」の花言葉もあります。
  4月18日の誕生花。
カテゴリー
季節の花便り

9.10月の花便り/高橋 郁雄

  今回も遠方への取材は出来ないで、近場だけの取材となりました。初登場の花は、彼岸花の(ピンク・薄ピンク)で、その他は再登場です。彼岸花は9月30日、金木犀は10月6日撮影でしたので、9.10月の花便りとしました。
higannbana6.jpg
彼岸花(赤)
higannbana7.jpg
彼岸花(黄)
higannbana5.jpg
彼岸花(白)
higannbana9.jpg
彼岸花(薄ピンク)
higannbana8.jpg
彼岸花(ピンク)
kinnmokusei.JPG
金木犀
彼岸花(赤・黄・白・薄ピンク・ピンク):総て横浜市都筑区にある西方寺で撮影しました。9月30日は多くの人で賑わっていました。(赤)は2009年、2012年、2014年に掲載済み、(黄)は2014年に、(白)は2014年、2017年に掲載済みです。
  色別の花言葉()=情熱・独立・再会・あきらめ・悲しい思い出・思うはあなた一人・また会う日を楽しみに、()=追想・深い思いやりの心・悲しい思い出、()=思うはあなた一人・また会う日を楽しみに。
  赤い花色からは「情熱」「思うはあなた一人」という良いイメージの花言葉がある一方、死や不吉なイメージも強いのです。「彼岸花を家に持ち帰ると火事になる」「彼岸花を摘むと死人が出る」「彼岸花を摘むと手が腐る」などという恐ろしい迷信があるためだそうです。花色や花姿が炎を連想させることと、彼岸花の球根に毒があることによるもののようです。
金木犀:我が家の近くで撮影しました。(Fragrant olive)「芳香のあるオリーブ」と言われるように良い香りがします。中国南部の桂林地方原産江戸時代初期の頃に渡来。
  花言葉=「謙虚・気高い人・謙遜・真実・陶酔・初恋」。10月7日の誕生花。
カテゴリー
季節の花便り

9月の花便り/高橋 郁雄

  今回もコロナの関係で遠出はせずに、我が団地内での取材となりました。初雪草だけが初登場で、他の二つは2度目の登場です。
hatuyukisou.JPGkibanakosu.JPGtamasudare.JPG
初雪草黄花コスモス玉すだれ
初雪草:9月10日に我がグリーンハイツ内を散歩の途中に撮影しました。親切に脇に花名を書いてあったので、花名が判りました。
  北アメリカ原産。和名「初雪草」や英名「スノーオンザマウンテン」は、葉に入った白い斑(ふ)を、積もった雪に例えたのが由来。夏から秋にかけて葉の中心に、白い小さな花が集まってひっそりと咲きます。葉や茎から出る乳液は、皮膚の炎症を起こす場合があるので、取り扱いには要注意。
  花言葉=「祝福・穏やかな生活・好奇心」。8月31日の誕生花。
黄花コスモス:9月9日に我が団地内で撮影しました。2009年に本ブログに1度登場しています。
  メキシコ原産。7~10月頃開花。コスモスの仲間で、かつ黄色っぽい花が咲くのでこの名前になった。葉はコスモスより太くギザギザ(コスモスの葉は“線状”)。
  花言葉=「野生美」
●玉すだれ(玉簾):9月9日に我が団地内で撮影しました。2009年に本ブログに1度登場しています。
  西インド諸島原産。開花時期は(8/5~10/10)頃。白く美しい花を「玉」に、葉が集まっている様子を「簾」にたとえた。
  雨の後で一斉に咲き始めるところから、「レインリリー」とも言う。
  花言葉=「汚れなき愛・潔白な愛・期待」。

カテゴリー
季節の花便り

8月の花便り/高橋 郁雄

  コロナ禍のため、今回も近場からの取材報告です。(あべりあ)と(酔芙蓉)は我がグリーンハイツ団地内、(むくげ)は我が団地の隣のマンションの周囲からの取材です。コロナには感染しないようお互いに注意しましょう。
aberia.JPGsuihuyou2.jpgmukude2.JPG
あべりあ酔芙蓉むくげ1
mukuge3.JPGmukuge1.JPGmukuge4.JPG
むくげ2むくげ3むくげ4
  あべりあは、2009年に1度、酔芙蓉むくげは、2009年、2010年に各1度本ブログに登場済みです。
あべりあ:我が団地内にて8月9日の14時45分に撮影しました。原産地は中国。春から秋にかけて開花期間がかなり長い。暑い夏にも負けずにキレイな花を咲かせてくれます。
  花言葉=「強運・謙虚・謙譲」。7月7日の誕生花。小さいけれども優しい香りを放ち、暑い夏でも可憐な姿を見せてくれるあべりあにぴったりな花言葉です。
酔芙蓉(すいふよう):我が団地内にて8月27日の13時22分に撮影しました。原産地は中国、日本。朝方は白色→徐々にピンク色→夕方には萎んでしまう。2010年には、13時53分撮影の写真を載せましたが、今回の方が良く撮れています。
  花言葉=「心変わり・しとやかな恋人・繊細な美・微妙な美しさ」。8月5日の誕生花。
むくげ(木槿)1~4:我が団地の隣のマンションの周囲で、8月7日11時50分頃に撮影しました。原産地は中国、日本へは平安時代に渡来。早朝の3時頃に開花した花は夕方には萎んでしまう「一日花」。韓国の国花であり、花色は(桃、藤、白、紫)と多く、八重咲品種も多くある。よく見かける白地で花の底が赤い(むくげ1)のような花の品種は「日の丸」と呼ばれるが、茶人の(千宗旦)がこの花を茶花として非常に愛したことから「宗旦むくげ」とも呼ばれている。
  花言葉=「デリケートな愛・尊敬」。色別の花の花言葉は特にないとのことです。8月28日の誕生花。
カテゴリー
季節の花便り

7月の花便り/高橋 郁雄

  今回も新型コロナのために遠出はできずに、近所の公園(神木公園:家から徒歩で約10分)の周辺での取材となりました。3枚共に7月7日に撮影しました。また、3枚共に再掲です。
IMG_3407(tori).JPGIMG_3409(tori).JPGIMG_3414(tori).JPG
るりまつり(瑠璃茉莉)アガパンサスクリナム・ポウェリー
るりまつり(瑠璃茉莉):原産地:南アフリカ。別名=プルンバゴ、「青茉莉(アオマツリ)」。青紫や白の花を咲かせる、涼しげな花色が魅力。
  花言葉=「いつも明るい・ひそかな情熱・同情」。
アガパンサス:原産地:南アフリカ。明治時代中期に渡来。学名(Agapanthus)。ギリシャ語の「agapa(愛らしい)+anthus(花)」の組み合わせ言葉。別名=「紫君紫蘭(むらさきくんしらん)」、「アフリカンリリー」。
  花言葉=「誠実な愛・愛の訪れ、愛の便り・知的な装い・恋の訪れ・恋の便り」。
クリナム・ポウェリー:ヒガンバナ科、ハマユウ属。学名(Crinum powellii)。クリナムとは、ギリシャ語で「ユリ(百合)」の意。
  花言葉=「どこか遠くへ。汚れがない」。