クラス会をオンラインクラス会として
2021年11月始め開催で企画しております。
詳細は、個別メールにて皆さまにお知らせしております。
よろしくお願いします。
田中(幹事代表)、野口(1966IT担当、連絡係り)
以上
間も無く陽は大西洋に沈んで夜の闇を搭乗機は北上しました。(Fig.4) 機はイベリア半島の南西のコーナーをかすめた様で、黒い大陸のブロックと光の点が足下に見えて来て、やがて高度と進路の調整が為されて暗闇の彼方に見えて来た光の集団がマドリッドとその周辺を示しました。 | |
Fig.4 |
間も無く陽は大西洋に沈んで夜の闇を搭乗機は北上しました。(Fig.4) 機はイベリア半島の南西のコーナーをかすめた様で、黒い大陸のブロックと光の点が足下に見えて来て、やがて高度と進路の調整が為されて暗闇の彼方に見えて来た光の集団がマドリッドとその周辺を示しました。 | |
Fig.4 |
次はアフリカ大陸の西海岸に沿う形でこのフライトで最も長い区間(約8時間)を北へ飛んで、モロッコの西の大西洋に浮かぶカナリア諸島のグランカナリア島のラスパルマス(Canaria Islands, Gran Canaria, LasPalmas)に着きます。その後は約4時間でスペインの首都マドリード(Spain, Madrid)です。このルートを地図に示します。(Fig.1) | |
Fig.1 |
その昔に作ったプランの中からいくつかをご紹介しましょう。
トルコ;東西文化の接点トルコは是非行ってみたい国の一つ。この国については’12年のブログに大橋さんの二回にわたるすばらしい紀行稿が寄せられています。それによると世界遺産のアンティオコス王遺跡への山道はなかなかハードの模様。そこでここはパスして、成田12:50発のTKでイスタンブールを乗り継ぎアンカラへ飛び、車を借りてカッパドキアへ直行。ここから古都コンヤ、綿の城と呼ばれるパムッカレへとトルコの西部高原地帯を走り、イズミールからトロイの遺跡へ。地中海の夕陽を楽しんだのち車を返却して船でイスタンブールに向かおうというプラン。イスタンブールには沢山の見所がありますのでここでは4泊して帰国という16日間のプランでした。
ニュージランド;ニュージランドは日本と経度も近く経度もほぼ同じ。島の面積も似通っていてなぜか大変親しみの湧く国です。成田から南島のクライストチャーチに飛んで、星が美しいと言われるテカポで「善き羊飼いの教会」、湖を散歩してスターウォッチング。マウントクックと氷河ミルフォオードサウンドを楽しんだら空路で北島に移り、トンガリロ国立公園やロトルアの温泉に浴してオークランドから帰国という18日間のスケジュール。諸兄の中にもこの国を楽しまれた方は多いのではないでしょうか。
何回か訪れたドイツもクリスマスの時期に行ってみたいネと、シュツットガルトのクリスマス市場から始めてニュルンベルグなど古城街道を軸にプラハまで走り各地のクリスマスを観ようという魂胆。ここはアウトバーンがしっかりしていますので時速200Kmの快感を交えて。運がよければバイロイトでワグナーのオペラも。ベルリンのクリスマス市場を最後にという欲張り日程は19日間。これもすでに経験された方が多いでしょう。
難しいのはインドとアフリカ。タンザニアのキリマンジャロ高原、動物の楽園、セレンゲッティ国立公園いいでしょうね。そしてインドはお釈迦様の遺跡、ルンビニ、ブッダガヤー、サールナートなどを中心にと想いながら、私がこれまでに知っている地域とは異なる風土。なかなか全体の感触がつかめないのです。この辺りなにかよいヒントがあればご教示頂けるとありがたいのですが。
こうした頭の中の旅はコロナで不急不要の外出を控えさせられている身には格好の、しかし楽しい時間つぶしです。観光資料はその国の大使館、領事館などで手に入りますし、近頃はUチューブなどwebで検索するとけっこう楽しい現地の動画を観ることが出来るので幻の旅もかなり現実味を覚えることができるのです。いうなればテレツーリズム。諸兄もいかがでしょうか。
といっても遺跡を目の当たりにして古代に飛ぶ想い、広い広い山野の自然を歩き眺める感動、喧噪の街の中で人々のざわめきを感じながらカフェで過ごすひと時の経験はテレ、ヴァーチャルではとても得られない感触です。ヴァーチャルはやはりそれだけのもの。このころコロナの影響でディジタル庁を作ったり、テレワークを推奨していますが、画面をとおしてできるのは仕事の骨格、それに肉付けぐらいまで。魂を入れるということには至りません。ディジタル仕事の会社には「このような不祥事は再び起こさないように」と頭を下げるトップの姿が増えることでしょう。早くコロナが治まってもう一度山野を歩きたいですネエ。間に合うかナ。
ある日の地学の時間に、偏光顕微鏡による岩石薄片の偏光観察実習がありました。地学教室に何台もの偏光顕微鏡が置かれ、接眼鏡を覗くと万華鏡のように変幻自在に色が変化する偏光現象が見られ、感動しました。
その時の感動を最近もう一度経験してみたいと思いました。
Videoの1つは、岩石標本の上下にある偏光板の偏光方向を90°に交叉させ(直行ニコル)、プレパラートを手動で360°回転した場合のもの。(video1) もう一つのVideoはプレパラートは固定して、片方の偏光板を手動で360°回転して色の変化を撮ったものです。(video2) | ダウンロードは🎥こちら |
video1 | |
ダウンロードは🎥こちら | |
video2 |
この岩石は“かんらん岩“で、Amazonで取り寄せた24種の岩石薄片プレパラートのうち、一番見栄えのする色の変化を見せました。
こんな微細な世界でも自然は、更に大袈裟に言えば宇宙は、不思議だ、素晴らしい、美しい、壮大だ、、、と感じてしまいます。