先日家電量販店のビデオコーナーで何気なくカメラに 手を伸ばした。レンズに相当近づいても拡大された手がはっきり見える。カタログの小さな文字をレンズに向けて映し出してみた。自動的に焦点が合って読めるのではないか。 |
購入した ビデオカメラはワイド側でF1.8と明るく普通の明るさの状態でも使える。三脚は資料台の横に置くため、斜め下方向にレンズが向く。そのため書類の左側と右側の映り具合がやや異なるが、使用は可能である。横から写して上下方向を保つように画面を寫せるようにカメラを雲台に設定する必要がある。カメラの向き、高さ、ズームの度合いを総合的に調整する必要がある。三脚ではカメラ、パソコンの調整にルーペが必要で、腰痛持ちの自分にはきつい作業であった。ディスプレイは書 斎で使用している古いテレビを兼用した。 | ルーペおよび、携帯用読書器 |
知人から接写用小型三脚のアイデアをもらい、ネットで探し四国のメーカーから購入した。伸縮可能で上下左右に角度を変えることができアーム先に雲台がある。資料台のほとんどの位置で同じ高さでカメラを垂直に保つことができる。三脚は強力両面テープで固定できた。使い勝手の良い拡大読書器ができた。携帯用読書器では手書きがうまくいかず悩んでいたが、この読書器では小さな字でも手書きができた。 制作費用は一般製品の4分の一以下ですんだ。 この新作の読書器でゆっくりと本を読みたいと思っているが、今は2,3ページで完結するマニュアルの一つの章が限界である。裸眼もしくは老眼鏡でさっと読めるようなレベルではないので、つい改良・調整の方にのめりこんでしまう。何のために作ったのか。目的は読書なのに、使って便利だと思える方向に時間を割いているようだ。これも自分の性なのかと思う日々である。(未完) | 接写用三脚を使用 |