とりで利根川大花火 2011／森山寛美@クラス1955

記>級会消息 (2011年度, class1955, 消息)

小生の家から自転車で行けるのは「手賀沼花火大会」ですが，2009年は不況でスポンサーが集まらずに中止，2010年は一般の募金も加えてやっと開催，ところが今年はまたまた中止になってしまいました。

この理由は最初は自粛でしたが5月になって開催に決定，ところが6月になってまた中止と目まぐるしく変わりました。最終理由は「近隣の花火大会が中止となったことから，例年を上回る混雑で危険が予想されるため」とのことでした。

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次に近い花火は「とりで利根川大花火」です。これは時間を90分から60分に短縮して開催されることになりました。「とりで利根川大花火」は昨年ブログに投稿しましたが，撮影場所（メイン会場）が風下だったためあまりいい結果は得られませんでした。メイン会場は利根川北岸の河川敷（取手側）にあり，この時期に多い南風のため煙を通して花火を見る羽目になってしまいます。今回は天気予報をよく調べ，現地に行くのは不便ですが，利根川南岸の河川敷（我孫子側）で撮影しました。天気予報通り南風で風上から煙に煩わされることなく十分に楽しむことができました。発射場は利根川の南岸で，約400mの位置からの撮影となりました。使用花火は3号から10号まであり，打ち上げ高さもまちまちなので，ズーミングやカメラアングル設定には振り回され通しでした。またメイン会場からは風上約700mなので，アナウンスや演出音楽は全く聞こえませんでしたので，作品には一部別の曲を入れてあります。
「とりで利根川大花火」はローカルの花火で，秋田県大仙市で開催される「全国花火競技大会（大曲の花火）」などとは較べものにはなりませんが，ミニ演出花火もあってそれなりに楽しむことができます。「大曲の花火」は毎年NHKのBSプレミアムで中継放送されてきましたが，今年（8月27日）は残念ながら「日本の祭 2011」に変わってしまったようです。この中継は，民放とは違ってコマーシャルなし，タレントのおしゃべりなしで花火に集中でき，このなかでも大会提供花火や特別花火は一見に値する演目でした。

2011年8月26日 記>級会消息