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  • 第15回S41年電気電子クラス会@クラス1966

    第15回S41年電気電子クラス会は、見ほれる程真に見事な黄金色の銀杏による出迎えを受け、2024年11月25日、松本楼本郷店にて23名という多数の参加で開催されました。

    開会に先立ち、宮田、磯貝、福田三君の久し振りの参加、特に福田君には娘さんの手助けを得て車椅子での参加を頂いたことを紹介し感謝を申し上げました。続いて、「東大電気系同窓会」ホームページの名簿でご逝去が確認された瀧野君と直原君のご冥福を祈り黙祷を捧げました。また、本年秋の叙勲で瑞宝中綬章を受けられた今井君にお祝を申し上げました。会は宮田君の発声による乾杯で始め、ビュッフェ形式で用意された洋食を楽しみながら、しばし各テーブルで賑やかに懇談を頂きました。

    その後、まず宮田、磯貝、福田の三君から近況報告を頂きました。宮田、磯貝両君は、かなり大病であったが、それを克服しすっかり回復し元気にすごしているとのこと、福田君は、車椅子生活となったが、リハビリ中であり、本日はクラス員からパワーをもらうために参加したと、それぞれ安心させて頂きました。次いで、全員から報告いただきました。内容には「最近、心を動かされたこと」を交えて話していただきました。さすがに全員傘寿となり、ますます、個人差を感じさせられました。

    まず、元気の良い方々は、若い時代同等に積極的な活動をされています。ほぼ毎日勤務の方、自宅建築をする方、秘湯巡りなどの国内旅行、さらには海外旅行(チベット、フランス、スイス、ドイツ、サウジアラビア他)、会の活動(町内会、自治会、読書会等)、俳句、絵画、写真、囲碁、音楽(演奏会、歌)、映画、園芸、菜園、等々、それも会長を務めたり、展覧会出展、さらに有料販売されたりと玄人はだしレベルでの活躍の数々で、まさに多くのパワーを与えて頂きました。一方、健康に関する話題、それもご本人ばかりか家族に関する話題も多くありました。しかし、ご出席の皆さんは、前向きに取り組んでおられ、元気の良い方にも負けない活動をされておられる様子です。また、欠席者から寄せられた近況につき、野口君から報告があり、多くは元気に過ごされているが、一部、闘病で苦労されているとのことで、少々気に掛かる内容でした。会は、大いに盛り上がり、the last speakerとなった渡辺(貞)君による年間活動リストの紹介が定刻間近で途中となったのは恐縮でした。全体として「晴耕雨読」、「人生100年目標」、「これが最後になるかもしれない覚悟と後悔しない取り組み」などの用語を交えた報告もあり、いずれも内容自体が心を動かされるものとなりました。

    続いて、田中から幹事引継ぎを提案させて頂きだきました。田中からは、「宮田君から引き継いで10年という節目であること、50年会、コロナ禍でのzoom開催などが思い出であること、個人的には今後、俳句三昧で生きていきたいこと」、「後任として石井君を推薦させて頂くこと」を提案させて頂きました。この提案に対して皆さんから拍手をもってご承認を頂きました。ありがとうございました。退任にあたり、黒須君からの求めで「老いてなお/輝き増さむ/冬紅葉」を詠ませていただきました。

    続いて、新任の石井君から「なんとか舵取りをして行きたい。2026年の60年会が大きな企画となるのでご協力をお願いしたい。会計と連絡係は従来通りとしたい。」との挨拶を頂きました。さらに、石井君の音頭で、田中の10年間の取り組みに対して皆さまから拍手で慰労をいただきました。本当にありがとうございました。最後に、黒須君による元気いっぱいの一本締めでと散会しました。

    最後に改めて会に同席いただくことを了解いただいた福田君とご令嬢に感謝申し上げます。なお、会終了直後田野君の訃報がご家族から寄せられたことをお伝えします。こころより哀悼申し上げます。              

    (田中記)

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