茨城県フラワーパーク第3章(3万株の薔薇)/森山寛美@クラス1955
記>級会消息 (2011年度, class1955, 消息)
茨城県フラワーパークの序章では河津桜と福寿草を,第2章では牡丹,ダリア,ベゴニアを取り上げましたが,第3章は3万株の薔薇です。 茨城県フラワーパークには650種,3万株の薔薇が植栽されています。当パークで最も広い面積を占めているのが薔薇のようです。 |
当パークの地形は若干複雑な丘陵地で,全体を見渡すことができないのが難点ですが,薔薇は各種のパターンで植えられており,バラのテラス,香りのバラ,バラ品種園などがあります。栽培方法も,平面,蔓薔薇のポール仕立て,トンネル仕立てと多彩です。同種の薔薇が集団で植えられているのも当パークの特徴だと思います。その典型はピンク一色の「花見川」でしょう。
当パークとは対照的ですが,整式庭園で全体が見渡せる華やかな作りの京成バラ園とはまた違った趣があります。
今回は,これらの薔薇を約5分半の作品に纏めてみました。
2011年6月21日 記>級会消息
待ってました!第3章3万株の薔薇のUP.期待に違わず見事な圧巻でした。先ず花見川のピンクの大群に目を見張っているうちに、次々と現れる薔薇の大群!白、黄、クラシックな緋紅色、赤、紫、それらの組み合わせに依る微妙な色合いの花そしてまた花、一重、八重、寄せ植えでなく一本の木から黄とピンクの咲き分けるもの、花弁の周辺だけの色合いの変化・・・次々と現れる珍しい美しい画面に何度も停止をかけては飽かず眺めて堪能して居ります。
この広大な薔薇園の情景を巧く纏めて収める企画・編集の労作に感謝し、また敬意を払う次第です。気のせいか、音声の質も良くて快適な5分半を楽しませて頂きました。
一方、この広大な庭園の庭師さんの剪定、防虫、施肥、土の改良、等などの支えのご苦労にも思いを寄せております。
コメント by 林 義昭 — 2011年6月29日 @ 21:57
丁寧なコメント有難うございます。
茨城県フラワーパークに限らず,料金をとって公開している施設の花の管理には何時も感心してしまいます。自宅の庭に薔薇などを植えて楽しもうとするのですが,その維持が如何に難しいか,本来不精な小生には痛いほどよくわかります。以前小生の部下に懸崖菊の育て方のうまいのがいましたが,コツはただ一言「愛情」でした(脱帽)。
花の動画撮影には,クローズアップだけでなくパンやズームなどで全体を視野に入れる手法がよく使用されます。全体が同時に開花する桜などと異なり,個々の花が順次に開花し,萎れ散っていく薔薇などでは,撮影時期(見頃)やシーンの選択が問題になります。今回の薔薇は,撮影した約120シーンからトライ&エラーで約40シーンを抜き出し編集したものです。とにかく作品らしく仕上げるには手直しの連続で,編集に2~3日かかることがよくあります。
ところで7月1日に,またまた茨城県フラワーパークに出かけ紫陽花を撮影してきました。当パークには60品種3,500株が山の斜面に植栽されており見応えがあります。また7月の中旬には「森の中に12,000株のやまゆりの大群生地(日本一?)」の撮影を計画しており,これらをまとめて第4章として編集したいと思っています。
コメント by 森山 寛美 — 2011年7月2日 @ 10:11
編集長の高橋さんからのアップ・グレイドのご紹介があったので早速開いて見ました。
あれだけ多くの種類があって、しかも多様な美しさのものを紹介するのですから、その切り口は無限に近くあるので、大変な事かと想像します。私ならきっと逃げ出しているでしょう。今日のの変更の印象は、「仕立て」と言う薔薇をどうをクラスターするかと言う観点から纏めて頂いたので、同じ映像や画像でも、何となくしぜんと巧く頭の中に整理されながら入って行くようでした。従って同じ5分有余の時間でも短く感ずるのが不思議です。スッキリとした編集、こんな事は私には到底お手上げでしょう。有難う御座いました。 第4章の紫陽花と山百合を楽しみに待ってます。但し、陽差しが強くなりますのでどうか、お気をつけて下さい。
コメント by 林 義昭 — 2011年7月10日 @ 23:09