9月の花便り/高橋郁雄@クラス1955
記>級会消息 (2012年度, class1955, 消息)
今年の夏は暑さが長く続きなかなか秋らしい花が咲かない。例えば彼岸花などは開花がとても遅れている。そのような状況で新しい花を見つけるのに苦労した。結局、小石川植物園と川崎市宮前区の東高根森林公園で見つけた花、9点を以下に示します。
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ニラ
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パンパグラス
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ウコン
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上の3枚共に、9月11日に、小石川植物園内で撮影しました。
●ニラ: 花言葉=「多幸・星の願い」 ニラの独特の臭いのもとは、硫化アリルというニンニクと同じ揮発成分。ニラは腸内を浄化し、殺菌効果もあり、ベータカロチンやビタミンA、C、Eに富む健康野菜。
●パンパグラス: 花言葉=「光輝・人気・雄大な愛・強気な心・風格・歳月など」 この花の存在を知ったのは、9/11発行のこのブログ内の森山兄の記事「清水公園の四季」でした。その日にたまたま行った小石川植物園で出会いました。 パンパグラスで検索しても、パンパスグラス(Pampas Grass)として説明が出てきます。名前は「アルゼンチンのPampas高原に生えている草」であることから付けられたようです。 11/25の誕生花。
●ウコン: 花言葉=「あなたの姿に酔いしれる・乙女の香り」 原産地:熱帯アジア、江戸時代に渡来。ウコンの花は小指ほどの小さいもので、写真に見える花のような白い花弁(包葉)の下にあるようです。色は淡い黄色をしているようです。 |
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ゲンノショウコ
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ツリフネソウ
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カリガネソウ
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●ゲンノショウコ:(9月11日撮影、小石川植物園内にて) 花言葉=「強い心」 胃腸に良く効く生薬のひとつであり、植物名(現の証拠)も「(胃腸に)実際に効く証拠」を意味している。私も幼い頃、母にゲンノショウコの茎葉を煎じて飲まされた記憶が強烈に残っています。
この写真の出来は悪くて申し訳ありません。
●ツリフネソウ:以下5点の写真はすべて、9月18日に、川崎市宮前区の東高根森林公園内で撮影しました。
花言葉=「安楽・心を休める・期待・詩的な愛・私に触れないで下さい」等。 先月のこのブログで「キツリフネ」を紹介しましたが、その中の説明に出てきた「ツリフネソウ」です。最後の花言葉は「キツリフネ」と同じです。
●カリガネソウ:(9月18日撮影、川崎市宮前区の東高根森林公園内にて)
花言葉=「誠実・楽しい思い出・清楚なひと」 名前の由来は「雁が飛んでいるような形」から。オシベとメシベを帆に、花びらを船に見立てて「帆掛草(ホカケソウ)」とも言う。 |
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コウホネ
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アサマフウロ
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シュウカイドウ
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●コウホネ: 花言葉=「崇高・秘められた愛情」 名前の由来「根茎が白色でちょうど白骨に似ている」から。 光り輝く、黄金色の花が福寿草に似ている。 この写真ではそれがはっきり判らないのが残念。
●アサマフウロ: 花言葉=「変らぬ信頼・陽気」 浅間山麓に多い風露草。 現の証拠(ゲンノショウコ)に似ている花。 7/27の誕生花。
●シュウカイドウ: 花言葉=「片思い」 2009/9/17に撮影した写真をこのブログで既に掲載済みですが、再掲しました。中国名が(秋海棠)でその音読みで「しゅうかいどう」。いかにも“秋到来”という感じの名前…。 |
2012年10月1日 記>級会消息
高橋さんの花便り、いつも楽しませてもらっています。 今回のは野草といってもいい花々で、こういう花もいいですね。
ゲンノショウコは、私も子供のころ母によく苦いのを飲まされた記憶があります。同じ世代の者は同じ記憶を共有しますね。
コメント by 新井 彰 — 2012年10月2日 @ 10:05
私はニラが大好きですが、このように美しい花を咲かせていることを初めて知りました。
ゲンノショウコで懐かしい記憶が蘇ってきました。小学校低学年の頃、祖父がよく煎じて飲んでいました。大変苦いと聞いていましたが、不思議なことに私は飲んだ記憶がありません。
コメント by 大橋康隆 — 2012年10月3日 @ 10:08