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  • 「不惑会」の活動/クラス1965(昭40)

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    数年前から、不惑会の活動は毎年、東京都心部や東京近郊を舞台とするようになりました。今年もその方針を引き継ぎ、9月18日に小金井市の江戸東京たてもの園を見学しました。参加者は14名でした。

    まず、国分寺駅ビルの中華レストランに集合し昼食をとりながら、1時間半ほど懇談し、旧交をあたためました。

    次に小金井公園の中にある「江戸東京たてもの園」に向かいました。ここは、1993年に江戸東京博物館の分館として建設され、30棟程度の文化的な価値の高い歴史的建造物を復元・保存・展示する施設です。見学に当たってはボランティアガイド2名についていただきました。

    主な施設は3つのゾーンからなっています。

    (1)東ゾーン
    都市の家と田舎の家が並んでいました。デ・ラランデ邸は端正な面持ちのいかにも欧風の建物でした。田園調布の家(大川邸)は外観のしゃれた家で大正時代の建物とは思えません。三井家11代当主高公(たかきみ)邸は建物内に入りました。立派なのですが、主人の部屋は6畳間でベッドと机だけというのが印象的でした。田舎の家として、八王子千人同心組頭の家や農家の吉野家もありました。

    (2)センターゾーン
    たてもの園の入り口にあるビジターセンターは紀元二千六百年記念式典のために建築されれた「光華殿」を移設したもので、正面から見ると威風堂々としています。高橋是清邸は中に入って見学しました。母屋だけ移設したものです。2・26事件の舞台となった建物なので一寸緊張しました。

    (3)東ゾーン
    昔の下町を復元した地区です。居酒屋、銭湯(堂々としている)、文具店、化粧品店、和傘問屋、などいずれも当時としては精一杯モダンな外観になっており、商人たちの意気込みが伝わってきました。

    以上3つのゾーンをさっと見学したのですが、あっというまに1時間半が過ぎました。普段は目にしないこれらの建物をガイドさんの詳細説明を聴きながら見学できたことはたいへん意義のあることだったと思います。(浅井孝弘 記)

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