第87回同窓会総会・講演会・パネル討論会が開催されました
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2023/10/21(土)、電気系同窓会の総会・講演会・パネル討論会が4年ぶりの対面実施となり、工学部2号館を会場にオンライン併用にて開催されました。
14:30に第87回同窓会総会が始まり、実川理事長のご挨拶、2022年度事業の報告・決算の承認、2023年度の事業計画/予算/役員の承認が行われました。
学生からは、これも4年ぶりに入構制限なく開催された本郷キャンパスでの五月祭の報告があり、電気系学科の展示である「近未来体験2023」はアカデミック部門で3位を獲得したとのこと。最後に退職教員(相田仁氏)の挨拶がありました。会場参加者40名、オンライン参加者は12名。
実川理事長 | 相田仁名誉教授 |
15:30からは、矢谷浩司氏(東京大学)の司会で公開の講演会『日本半導体 復権への道』が、241講義室主体にオンライン併設で開催されました。4名の講演者は、東哲郎氏(Rapidus株式会社)がRapidus株式会社の立ち上げにまつわる背景や狙いを冷静かつ熱い思いを持ってお話いただき、西川和見氏(経済産業省)が日本の半導体産業への危機感と将来像を「5時間分を30分にぎゅっと詰めて」描かれ、太田泰彦氏(日本経済新聞社)が日本における会社組織や人の特性を軽妙にしかし鋭く指摘され、最後に黒田忠広氏(東京大学)が今後のあるべき方向について手短にまとめられました。今後の日本半導体産業の復権が大いに期待される講演となりました。会場参加者100名、オンライン参加65名。
17:45からは、会場を移して同窓会員限定のパネル討論会を開催しました。講演会の4名の講演者が登壇して、モデレータ黒田忠広氏(東京大学)による捻りの効いた質疑と、各ご登壇者の当意即妙の受け答えに、久しぶりのリアル会場ならではの「濃い」盛り上がりを体験することができました。討論会の後は懇親会が開かれました。