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  • クラス1943(昭18年9月)

    昭和18年9月に第1工学部電氣工学科を卒業した私達34名は、多くの人が軍務に服したが、不幸にも病に倒れた1名を除き、戦時の苦難に耐えて、全員無事に生き延びた。その後、戦後の混乱期を経て、我が国の高度成長期に腕を振るい、楽しく仕事をした人も多かったと思う。

    この間、クラス会は、10年会に始まり、5年毎に35年会まで行ったが、それ以降一昨年の67年会までは、毎年1回行って来た。この他、平成に入り、多くのクラスメートが、自分の仕事を卒業し、時間的に余裕が出来た頃から、神田の学士会館で毎月クラス昼食会を行って来た。日取りは間違いのないように、毎月18日(18年卒業の18をきめた)に固定して、気楽にその折の時事問題などを話し合う会を行ってきた。気心の分かった永年の友人が、互いに顔を合わせ、励まし合う場になって、上手く行ったと思っている。

    <左より 森、小口、川橋>

    しかし、重ねる年波には抗し難く、クラス会は平成22年10月の67年会で終了し、昨年は4月と10月に昼食会を2度行ったが、本年に入り、先日の5月18日(金)に昼食会を行った。出席者は森、川橋両君と私の3名で、久しぶりに楽しい一時を過ごした。その際の写真を付ける。

    クラスメートも本年2月に西岡君、4月に山本(幸)君が逝去され、生存者は7名(川橋、平田、松本、村田、森、吉田、小口)になった。全員が年齢は卒寿を越え、行動が思うに任せず、今回をもって最終の会にした。(小口記)

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