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  • 5月の花便り/高橋郁雄@クラス1955

      今回は、大船植物園フラワーセンターからと、小石川植物園からです。今年の4月1日に久しぶりにリニューアルオープンした大船植物園フラワーセンターは土曜日でもあったので、満員の盛況でした。駐車場に入るのに空きを待って入るほどでした。

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    芍薬(照眼紅)
    芍薬(舞楽)
    シロバナブラシノキ
    ●上の3枚は、5月12日(土)に大船植物園フラワーセンターで撮影しました。
    芍薬(照眼紅)、芍薬(舞楽):沢山の種類の芍薬が咲いていましたが、特に写真写りが良い2種を掲載しました。本ブログの2012年6月1日号で、5月12日に町田牡丹園で撮影した芍薬を紹介しましたが、今回で2度目です。芍薬の別名は「枸杞(ぬみぐすり)、花の宰相(はなのさいしょう)」。
      学名は(Paeonia lactiflora) 、Paeonia(パエオニア、ペオニア)は、ギリシャ神話の「医の神:Paeom」ペオンさんに由来する。ペオンさんはオリンポス山から取って来た芍薬の根によって黄泉(ヨミ)の国王「ブルートー」の傷を治したと言われる。芍薬は死者の国の王の病も治すほどの万能薬ということで、漢方薬の中でも極めて重要な植物の一つ。
      芍薬の花言葉=「はじらい・慎ましさ」、ピンクの芍薬の花言葉=「はにかみ」、白の芍薬の花言葉=「幸せな結婚」。
    シロバナブラシノキ:オーストラリア東部に分布している。学名(Callistemon salignus)。Callistemon = ギリシャ語の「Kallos(美しい)+stemon(雄しべ)」。salignus = 「柳のような」という意味。ブラシのように見えるのは細長い雄しべである。
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    ムシトリナデシコ(虫取撫子) シモツケ(下野) アワモリショーマ(泡盛升麻)
    ●上の3枚は、5月17日(木)に小石川植物園で撮影しました。
    ムシトリナデシコ(虫取撫子):ヨーロッパ原産。食虫植物ではないが、茎の真ん中あたりで、粘着性の分泌物を出すために、ベトベトになる部分があり、そこに虫がひっつくことから、「虫とり」の名がついた。
      花言葉=「罠・誘惑・未練・しつこさ」。
    シモツケ(下野):バラ科シモツケ属の落葉低木。日本各地(北海道から九州)、朝鮮、中国の山野に自生する。耐寒性が高く、富士山でも見られる。下野国(栃木県)で最初に発見されたことから「下野」と名付けられた。同じシモツケ属の仲間に「コデマリ・ユキヤナギ」がある。
      花言葉=「いつもアナタを待ってます」。
    アワモリショーマ(泡盛升麻):別名=泡盛草。原産地:東アジア、日本。花が茎に泡が盛り上った様につくことから連想してこの名前になったらしい。
      花言葉=「恋の訪れ・自由気まま・消極的なアプローチ」。
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