トリノからミラノへ/大橋康隆@クラス1955
記>級会消息 (2018年度, class1955, 消息)
2001年8月21日朝、トリノ駅近くのホテルを出発し北上して、観光案内所で地図を入手した。周辺の市立古代美術館、王立図書館、王立兵器庫を撮影して、ポー通り(Via Po)を東進するとポー川が現れた。昔「ポー川の水車小屋」という映画を見そこなったことを思い出して、(写真1)を撮影した。左側の Vittorio Emanuele Ⅰ 橋を渡り、Piazza Gran Madre Di Dio を訪れた。
2018年6月1日 記>級会消息
ずっと続いて来た大橋さんのイタリア紀行は今回も私の記憶を大いに刺激して呉れました。
私がトリノへ行ったのは1972年冬でご紹介された様な美しい景色は見れませんでした。
映画の話で苦い米(Il Riso Amaro-1948)はご覧になったと思いますが、あの冒頭のシーンはイタリア各地から田植えにやって来た女性達がトリノ駅に集まる処から始まります。この映画はデ.サンチス監督の話題作ですが、それ以上に主演のSilvana Manganoの新鮮な魅力がショックでした。相手役のVittorio Gassmanもこれでスターの座を確保した様です。
ミラノでは短期間で色んな見どころの割愛止むを得ませんが、それ以上に普段中々行けない北イタリアの各地を廻られて素晴らしいと拝見しました。良くあれだけ調査し予約されたと感心して居ます。尚私が最後の晩餐を始めて見たのは1972年で事前予約は不要でした。2度目は2004年で予約が必要でしたが、修復もされて良かったです。
コメント by 小林 凱 — 2018年6月3日 @ 21:15
イタリア通である小林兄のコメントに勇気付けられました。映画「苦い米」は、私も観ましたが、シルヴァーナ・マンガーノの鮮烈さに圧倒されました。当時はイタリア映画の名作が多く上映され、走馬灯のように思い出されます。戦後、食糧難だけではなく、文化にも飢えていた私にとって、外国映画は慈雨のようでした。
コメント by 大橋康隆 — 2018年6月6日 @ 15:30