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  • 膝の痛み/斎藤嘉博@クラス1955

     春の美しい花の映像が競われているときに、冴えない話題で恐縮ですが。腰痛に悩む方は多いと思います。日本全国で患者は1000万人を超えるとか。


     私も3年前は腰痛に悩みました。近くの整形外科に通って脊椎付近を赤外線で温めることと、首を引っ張る治療を毎週二回ほどしていました。医者は「腰痛は加齢による脊椎の変形。よほどひどければ手術ということもありますが、まずは背骨を支える筋肉を強化することが必要」とリハビリ運動の重要性を説いてくれました。そのときすでにスポーツセンターに通って筋肉老化防止の運動をしていましたので、トレーナーと相談して鍛錬の重点をそれまでの腹筋強化から腰痛対策に移しました。
     背骨を床にしっかりと密着する体操、寝た姿勢で尻を上下する運動、腰筋肉のストレッチングなど。そして毎朝、鉄棒ならぬ木棒にぶら下がる習慣をつけました。寝室の入口の壁に34φの木棒を渡して90秒ほどぶらさがります。これは友人のK君のアドバイスでしたが、医者で首を引っ張る療法よりよほど効果的です。そんなことをしているうちにいつの間にか腰痛は退散。ゴルフもできるようになりました。
     と喜んでいたのですが今度は今年になって膝痛がはじまりました。何かヘンだナと違和感を感じたのが1月の末。翌週に前と同じ整形医に診てもらいました。受付の看護婦さんたちをとりしきっている奥様が「ひさしぶりですねエ」と笑顔で迎えてくれましたが、あまりありがたくないお迎え。医者はレントゲンを撮って、「骨はしっかりしているのでまだまだ使えます。ひどくなれば手術ということもありますが、このくらいならその必要はなし。腿の前筋肉を鍛えてください。鎮痛の湿布をだしましょう」と腰痛の時と同じようなご託宣。
     それからスポーツセンターでトレーナーと相談してこれまでの腰中心を膝主力に切り替え。前傾伸びのストレッチング。レグエクステンションというマシンは片足、あるいは両足で30Kgほどの錘を持ち上げるトレーニングで、腿前の大腿四頭筋の強化になります。そしてつまさき立ち10回を日に三、四回。いわゆるふくらはぎ、下腿三頭筋の強化に効果的のようです。最近のNHKテキスト、“きょうの健康”にも膝の痛みを解消しようという記事がありました。
      膝の痛みを抱えていると本当に不自由です。読経のときの正座が困難。そしてどこに行っても階段。近頃の地下鉄にはエレベーター、エスカレータが完備されていると思っていましたが、上りはあっても下りは省略というところも。普段はそれが当然とおもっていましたが、膝の痛みを抱えてみると下りのほうがよほど堪えます。また意外に階段が多いのです。腰痛のときの経験からすると、トレーニングでこの痛みが治るまであと半年以上かかるでしょう。小生の寿命とどちらが先きか駆け比べというところですが、過日諸兄とご一緒した鷹の台のゴルフでもワンラウンドできましたし、いまのところ歩行には杖が必要というほどのことでもないので、しばらくこの鍛錬とプールでの水中歩行に励んでみるつもりです。
     オアシがなくなると楽しみも終わり。膝痛を経験された方、よい方法があれば教えてください。

    3 Comments »
    1.  私も定年後膝痛と腰痛に悩んだ経験の持ち主です。私の場合は、膝痛が64歳から発症、腰痛は71歳からでした。整形外科へリハビリに通う日が多くなりました。73歳の歳の9/22に昭和大学横浜市北部病院の整形外科へ行ってから激変しました。コルセットを病院がくれたのです。しばらくはリハビリをしながらコルセットと投薬で過ごし、痛みが無くなってから、毎朝、毎晩の腰のストレッチ体操を始めたのです。
       また、膝に対してはNHKの放送で知った体操(仰向けに寝た状態で、片足の膝を立て、反対の足を水平から約30度上げ5~10秒維持します。これを10回やります。それを両足でやります)を続けています。
       私の場合は、椎間板ヘルニアになる直前の状態だったという診断だったので、誰にも当てはまる解決策ではないかもしれませんが、74歳からはほぼ、膝痛&腰痛に無縁となりました。
       参考にして頂ければ幸甚です。

      コメント by 高橋 郁雄 — 2013年5月12日 @ 07:13

    2. 私も数年前に、歩いていると急に右腰が痛くなり、段々右足がしびれてきました。てっきり脳梗塞の再発かと心配しました。その直後、電気科の同窓会で吉田進さんが、直ちに整形外科に行くように勧めてくれました。関東労災病院の整形外科で脊椎管狭窄と診断され、数か月通院しました。家内が心配して、外国製の良い椅子があると聞いてきて、さっそくTVを見るときに使用していたら、自然に治りました。病院でその話をしたら、担当の医師から熱心に椅子の仕様を質問されました。その年の人間ドックで、別の担当医師にその話をしたら、それは脊椎管ヘルニアで、狭窄は誤疹ですと言われました。同じ病院で異なる診断を受け釈然としませんが、その後は痛くないので結果オーライです。怠け者で日頃の筋肉の鍛錬をしていませんが、これからは心を入れ替える必要があると思っています。

      コメント by 大橋康隆 — 2013年5月12日 @ 13:10

    3. 貴重なコメントありがとうございました。高橋さんの「脚を30度挙げる運動」は大腿四頭筋強化の運動でしょう。今日から私のトレーニングプログラムに組入れます。大橋さんの椅子のお話しもなるほど毎日の椅子が大切かと。お二人のご経験のお話しから私の膝痛も治りそうだと意を強くしました。真面目に筋肉の強化にとりくんでみます。治りましたらまたご報告しましょう。今朝隣家のご夫人にお会いしたら、いま膝がいたくてネエとおっしゃっていました。

      コメント by サイトウ — 2013年5月13日 @ 08:46

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