• 最近の記事

  • Multi-Language

  • 駒場など思い出の旅/西道夫@クラス1955

     旅は面白い。4月11日(東京)、12日(長野)と二つの用事が連続したので、JR回遊切符を作成して、帰路に大河ドラマ「天地人」の現地、直江津経由で帰って来た。


    この旅を二つに分けてリポートする。最初は上記表題で、次回は「アートと歴史を訪ねる旅」として。
     1.駒場で理一5B会開催:京都7時発ひかり号で品川経由、井

     駒場正門入口.jpg
         駒場正門入口

    の頭線駒場東大前駅に11時過ぎ到着した。当時は駅から線路沿いに100m程歩いた筈だが、今は橋上駅で、階段を降りれば真ん前に正門がある(写真)。ここで集合し、構内に入る。正面には昔のままの 本館があり、右に行くと旧図書館(今は駒場博物館)がある。その裏へ廻れば新しい建物、これが現図書館である。ここから東側は寮のあった所だが、すべて撤去された。カフェテリアなどがあり、今度は西に向かう。銀杏並木は昔のまま、でも50年以上経っているので、幹が太くなっているように感じられる。北方向に行くと、陸上とサッカーのグラウンド、西方には野球場が見える。この辺は昔と同じであろう。本館の裏に来て中に入ろうとしたが、柵があって入れない。
     理一5Bの教室は確か本館の西側1階だったと思うので、その前

     駒場旧本館西面.jpg
         旧本館西面

    を通って写真を撮った。南を向くと、経済学や社会学の講義を受けた講堂が昔のままの姿で見えた。この講堂の裏、即ち西側の建物が昔の同窓会館(当時は全く知らなかった)で、これが本日のクラス会会場、「ルヴェソンヴェール駒場」と言うフランス料理レストランである。
     本日の出席者は19名、電気は小松 凱君、中林恭之君、そして私、全員出席(不破康博君は07年、塚原澄雄君は08年に逝去された)。立食方式で各自近況報告を行い、最後に小松君が準備した「ただ一つ」を全員で歌った。
     懐かしい場所でのクラス会は本当に楽しい。来年もここでやろう、との声が多く、日取りは幹事一任として終了した。
     その後、希望者で、西隣にある駒場公園に行き、旧前田侯爵邸洋館と和館を拝観し、解散した。
     2.北陸路車窓を楽しむ:上記クラス会後、松本、長野に泊まり、直江津から普通列車で富山へ向かった。黒部駅に着く前に黒部川を渡る。ここで電気に進んだ年の夏休みに黒部に見学旅行したことを思い出した。宇奈月で黒部川川岸に出て、兄から借りた写真機(カメラと言えない程旧式のもの)で生まれて初めて写真を撮ったこと、もっと上流ではもの凄い水量の流れを見たことなどは今でも覚えているが、それ以外の記憶は漠然としている。列車は黒部駅に停まる。ここで降りたのだ。でも今回はそのまま富山まで乗る。なお、車窓から立山連峰がかすんではいるが、よく見えた。
     富山からの特急で金沢到着、ここに木村丹三君の家があった。昭和29年の夏期実習に私は手取川にある北陸電力の発電所建設工事現場に行ったが、そのあとに、木村君の家に寄った。ここで大野君、杉沼君、武田君、も合流、翌日は木村君も一緒に5人で白山に登った。当時体力の無かった私の荷物を登山中は大野君が背負ってくれた。金沢駅発車後、暫くすると車窓から丸い山頂の白山がかすんではいるが見えてきた。あそこまで行ったのだ、と思うと、懐かしくなった。
     このブログに当時の写真を入れようと思い、そのフィルムを探し出した。写真屋に行ったが、ブローニー型のフィルムが機械に入らないのでプリント不能とのこと。来年は卒業55年の会合が開催される筈なので、アルバムを持参する。なお、アルバムには三四郎池での写真、工学部の絵はがきなども入っている。                                              以上

    1件のコメント »
    1. 小生は理一3Bですが、この秋に懇親会をやはり「ルヴェソンヴェール駒場」で開催予定。また幹事会を同じ会場で明後日(5/13)に開く予定です。
      このレストランはクラス会の会場として盛んに使われているようなのでH/Pを調べてみたら本店は京都で、「本格的なフレンチを気軽に召し上がって頂けるフランス・パリの隠れ家的レストランをコンセプトとしている」とのこと。

      コメント by 大曲 恒雄 — 2009年5月11日 @ 14:58

    Leave a comment

    コメント投稿後は、管理者の承認まで少しお待ち下さい。また、コメント内容によっては掲載を行わない場合もあります。