メタボな白鳥/森山寛美@クラス1955
記>級会消息 (2008年度, class1955, 消息)
前回の「泥だらけの白鳥」は,餌場への着水風景と泥だらけになっての食事でした。今回はその続編として,
地上での食事(落穂拾い)と離水風景をとりあげました。
白鳥のような大型の鳥の着水や離水は見応えがあります。飛行機に例えると,「かも」はセスナのような小型軽量機,「白鳥」はジャンボジェットのような大型重量機でしょうか。空中に浮かぶための揚力を得るにはスピードが必要で,「かも」は簡単に離水着水できますが,白鳥にはジャンボジェットのような加減速のための長い滑走路が必要のようです。
大型の鳥でも,鷹などは高い木の上から発進,阿呆鳥は斜面から発進しますが,白鳥の場合は水面から発進しなければなりません。このとき水上移動用の水かきが加速のための補助動力として活躍します。スチルカメラで離水の瞬間を捉えた作品をよく見かけますが,動画の離水もなかなか迫力があります。これは見方を変えれば,メタボチックなユーモラスな風景のようにも思えます。
2009年1月26日 記>級会消息
白鳥の離陸のスローの写真がよく撮れていますね。両足で交互に水を蹴っているのがよく分かりました。
コメント by 高橋 郁雄 — 2009年1月26日 @ 17:43
白鳥の離水風景は確かに迫力満点ですね。スローで見ると“水の上を走っている”感じ。
子どもの頃、「前の足が沈まないうちに後ろの足を出せば水の上を
歩ける」というバカ話を聞いたことがありますが、白鳥たちは大きな水かきのついた足を猛烈なピッチで動かして水を蹴り、翼の助けも借りてそれを実現していたわけです。
コメント by 大曲 恒雄 — 2009年1月27日 @ 10:06