今年の正月、手作りの門松を立てた/西道夫@クラス1955
記>級会消息 (2008年度, class1955, 消息)
1.いきさつ:今は門松を個人の家で立てることは少なくなった。昨年12月、自治会内の老人会で、会員の一人から「知り合いの農家が竹林を持っていて、
欲しい分だけ竹を切ってよい」と言っているとの話があった。それなら、門松を手作りしよう、と言うこととなり、希望者を募ったところ、10人が希望、12月26日に竹切りを実施した。
2.竹林:我々の住宅地から2,3kmの所に竹林がある。その農家の畑もあって、手作りの小屋があり、農機具や固定式の電動鋸もある。当日は住宅地内の公園(私の家の前)に集合、ここにある防災倉庫から鋸や鋏などを出し、車3台(私の車も)に分乗して竹林へ向かう。広い竹林で、太いのは直径15cm程のもあるが、我々が取り扱えるのは6~7cm位なので、その程度の青竹を探し、根本を鋸で切った。長さは10m以上あり、半分ほどに切った後、枝を落として農家のオジサンに電動鋸で長さ80cm、65cm、50cm、に切断、片端は斜めに切って貰った。門の両側に設置するので、上記3本を20組作成。3本毎ガムテープで巻き、車に積み込んで、取りあえず自治会集会所に行った。ここに有志が近くの山で採集した松の枝、赤い実が附いた南天の枝、熊笹、購入した葉牡丹が置いてあり、これらを各自袋に入れ、車3台に積み込み、分乗して各人の家へ廻った。
3.懇親会:材料を各自の家へ置いた後、再度乗車、集会所へ再集合。女性2人はここで予め購入しておいた材料で豚汁を作成、小生の車はスーパーへ行き、ビールなど購入、他に有志が持ち込んだお酒もあって、飲み会開催。14時過ぎに解散。会費千円/人。
5.付け足し:昔は松の若木を門柱に括り付けた記憶がある。その後、種々の理由でこの習慣が消え、商店などにのみ、置かれていた。しかしNHK雑誌に出るようになったので、今後は自分で組み立てるのが流行るような気がする。今、竹林が拡大して、他の木々の林が縮小する傾向にあり、問題視されている。とは言え、大都会では竹の入手は簡単ではないであろう。 (平成21年1月5日記)
2009年1月12日 記>級会消息
貴兄が自治会などの地域住民と上手に付き合っている様子が窺える記事ですね。それにしても面倒がらずによくも作りましたね。この歳になると正月飾りも簡単に済まそうと考える方が普通なのに、感心しました。
コメント by 髙橋 郁雄 — 2009年1月12日 @ 21:00
正月飾りは最近何処でも簡単に成っている様です。
小生宅では、一寸した飾りを玄関にぶら下げました。ご近所では、町内会が配る紙切れ一枚を貼っておくだけの所が殆どです。
商店街ですら、西宅ほどのものは、あまり見かけません。さすがに工務店関係は、門松といえるものが立っていました。
コメント by 寺山 進 — 2009年1月14日 @ 07:25