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  • クラス1975(昭50)

    【慶応大学オープンカレッジ/町田俊明】

    081004OpenC2.jpg10月4日(土)に、大西さんがいらっしゃる慶応大学の新川崎タウンキャンパスのオープンカレッジに伺いました。2年前は、海野さんと伺ったことがあります。
    今年は、慶應義塾創立150年記念ということで、まず、安西塾長の挨拶や、川崎市長等来賓の挨拶があって、そのあとオープンセミナーということで大西さんが「テレハプティクス(遠隔医療)」と題して講演されました。

    内容は、案内の記事を引用させてもらうと:

    「目の前にない遠くのものをモニター画面で見ながらただ移動させたり 、操作したりすることはそれ程難しくはありません。しかし、その物体に触った感覚(力覚・触角)まで伝えるのは簡単ではありません。もちろん、ロボットの手助けが必要です。遠くにあるロボットが触った感覚を人間が同時に体験できる技術、それがテレハプティクスと呼ばれる技術です。それが実現したら、居ながらにして月の石の硬さを感じ取れるようになるでしょう。今回は遠隔医療応用などを中心にK2タウンキャンパスで行われている最新の結果を御紹介します。また、実際に横浜にあるものを触る公開実験も予定しています」

    というもので、実際、講演会の会場に人が実際に操作するマスターの機器を置いて、矢上校舎(日吉キャンパス)でモノに触るスレーブ機器を無線等でつなぎ、参加者4名にマスターの機器を操作して、矢上校舎のスレーブ機器が固いものや柔らかいものに触った感じを手元で感じる実験を行いました。

    このような実験は、世界初ということでしたが、実際その場でやってみた人はリアルな感じを持つことができました。私自身、その後大西さんの研究室でデモを体験させてもらい、そのリアルな感じに感動しました。

    081004OpenC1.jpg

    私の仕事場は、大西さんがいるキャンパスからは近くに見える武蔵小杉です。もうしばらくすると、横須賀線が武蔵小杉駅に止まるようになるので、隣の駅ということになります。何か協力してできることがあると面白いと考えた一日でした。今回は、ちゃんと写真を撮らせてもらいました。

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