35年会/クラス1986(昭61)
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1986年卒業生の35年会は、大学に勤める者が幹事となり、通常ならば恩師の先生方をお呼びして開くことを期待しておりましたが、具体的計画を始めたオリパラに挟まれた8月の時点で緊急事態宣言が継続しており安全名開催の見通しがたたないことから、昨年度に引き続き、まずは完全オンラインで早期に行うこととしました。その後、世の情勢が安全な方向に改善されれば、あらためて対面での会合を行うという希望を持ちつつ、ZOOMを用いて開催しました。コロナ禍での在宅勤務等にも皆が慣れ、出欠の確認や、メールの連絡先等の更新のデータ収集、同期へのメッセージ(旅路の幸)の原稿も、GoogleFormを用いてすべて電子的に行いました。一方、そのような進め方では、メールアドレスの最新情報の欠落から連絡がつかない人も出てしまっているので、クラス会後も情報収集作業を電子的に継続しています。
オンライン五月祭への同期生の参加を促すことを意図し、前日の 9/18土曜日の夕刻の開催としました。年齢的には 58歳から60歳を越える人もいる定年前後の集まりなので、各々が人生の変わり目、仕事上の集大成の時期を迎えつつある中、25名近い出席者の間で、近況報告を含む多彩な話が交換されました。また、幹事の久保田君が、学生の頃の懐かしい写真を画面共有してくれたこともあって、オンラインの集まりにも関わらず、当初の予定時間を過ぎ、話の花が咲く会となりました。シンガポールから2回連続で出席してくれたヤン君はじめ、東京から離れた仲間に気軽に参加していただけたのは、オンライン開催のメリットでした。
どんな困難な時にあっても常に明るく振舞い、私たちの学年の結束の中心にいてくれていた、東京電力勤務の國頭晋君が、本年、病のため余りにも早すぎる逝去をされたことは、私達のすべてにとって、とても心の痛む出来事でした。このオンラインのクラス会に続く対面の集まりは、墓参を含む彼を偲ぶ会としようということで、出席者が心を一つにしました。
(古関 記)