それぞれの立場でできることを!/喜多紘一
3月11日を境に、皆様、それぞれの立場で色々対応されておられることと思います。私の方は「電子生涯健康手帳」のようなものの全国的なサービスシステム構築を研究していますが実現は今回の震災には間に合いませんでした。
今回の震災で診療の継続性が確保できず適切な処方や治療を受けられない方が多いとの報道に接するたびに心を痛めています。その悔しさから何か出来ないかと被災者やその家族や親戚の方に役に立つ医療情報を届けられないかとブログとホームページをを立ち上げました。
例えば以下のような情報をまとめています。
同期の加納さんの活動にはいつも頭が下がるのですが早稲田大学YMCAとして指揮をとられ苦労された希少薬の被災地への輸送報告を「(総集編)早稲田大学YMCA災害援助ボランティア隊の活動報告とボランティア活動」として報告書をまとめて紹介させて頂きました。中にはボランティア活動に参考となる指針のようなものも入れさせて頂きました。
他に、以下のような情報もまとめました。
「被保険者証がない、保険証券がない、主治医の処方箋がもらえない、服用している薬がわからない、主治医から離れた場所にいる場合の対応 」
「被災者視点での地震災害医療関連情報ページ(疾患別相談先)」
親戚や御友人に被災者の方やその家族がおられる方はまだこうした情報を御存じ無い方がおられるので報せて頂けると皆様の安心につながり役に立つと思っています。
勝手に始めたことですので恥ずかしい限りですがこうした情報やブログに対してご意見や参考になる情報を頂ければと思います。よろしくお願い致します。