セミの終活(?)/大曲恒雄@クラス1955
記>級会消息 (2014年度, class1955, 消息)
前号でこのブログの「終活」について触れたばかりであるが、偶々セミの終活(?)を間近で見る機会があったので報告する。
一昨日(8月14日)の朝、近くで弱々しいセミの声が聞こえたので窓を見たら何と3匹のセミが網戸に止まっていた。小生の住んでいる横浜パークタウンには団地の中央に「パークタウンの森」と称する広場があり桜などの樹木が沢山植えられている。この時期、その中を歩くとセミの大合唱で耳がジンジンするほどである。しかし、セミの成虫の寿命は1週間程度らしいので、寿命末期を迎えたセミの一部が我が家の網戸を訪れたものと思われる(木の幹にしがみつくより網戸の方が楽なはず)。間もなく彼らは網戸にしがみつく力を失い、地面に落ちて一生を終えるものと思われる。
改めてインターネットで調べてみたら
・セミの成虫の寿命は1週間程度と言われていたが、実はもっと長く3週間から1ヶ月程度。
・幼虫として地下生活する期間は3~7年(アブラゼミは6年)。短命どころか昆虫類では上位に入る寿命の長さである。
・成虫の寿命が短いのは暑さに弱いから(夏の昆虫のくせに?)。
・その証拠に、秋口9月頃に成虫となったセミは1ヶ月以上長生きすることが報告されている。
・セミの成虫の寿命は1週間程度と言われていたが、実はもっと長く3週間から1ヶ月程度。
・幼虫として地下生活する期間は3~7年(アブラゼミは6年)。短命どころか昆虫類では上位に入る寿命の長さである。
・成虫の寿命が短いのは暑さに弱いから(夏の昆虫のくせに?)。
・その証拠に、秋口9月頃に成虫となったセミは1ヶ月以上長生きすることが報告されている。
などのことが分かった。
それにしても、成虫として3~4週間自由に生きるために、その数十倍もの期間を幼虫として地下で過ごさねばならないというのは何故なのだろうか?
2014年8月16日 記>級会消息