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  • 9月の花便り/高橋郁雄@クラス1955

     今回は、向島百花園と大船植物園フラワーセンターからの便りです。

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    のかんぞう
    タイタンビカス
    マンデビラ
    ●のかんぞう(野萱草):(9月12日撮影、向島百花園にて)
     2010/10/1付の本ブログで、8/29撮影のハマカンゾウを取り上げましたが、この花と非常によく似ていて花の表示がなければ素人にはなかなか見分けがつきません。
     和名の野萱草は、中国のホンカンゾウに似ていて野にあるからという。萱草は中国では別名「忘憂草」といわれ、この植物を着物の紐に結んでおくと、悲しみや辛いことを忘れられるという。別名:ワスレグサ。
     花言葉=「宣告・憂いを忘れる・割り切りの早い・気持ちを聞かせて・いつも一緒」等々。
    ●タイタンビカス:(9月12日撮影、東向島駅の東側にて) 向島百花園へ行く途中この花を見つけました。
     三重県津市にある赤塚植物園が開発した、全く新しい植物で、ある特定のアメリカフヨウとモミジアオイの交配選抜種で、ハイビスカスの1種です。一輪一輪は、一日花だが、次から次へと開花し1株で200輪ほどの花が咲くそうです。花の大きさが15~25cmもあり、この圧倒的な存在感と驚異的な強さから「巨人タイタン」に因んで、「タイタンビカス」と名付けられたようです。
    ●マンデビラ:(9月18日撮影、大船植物園フラワーセンターにて)
     花言葉=「固い友情・情熱・危険な恋」 メキシコからアルゼンチンにかけて、およそ100種類が分布するつる性の植物で、花は赤、白、ピンクなどがある。マンデビラという名は、19世紀にアルゼンチンのブエノスアイレスに駐在していたイギリス公使(H,J,Mandevillel)に因んでいる。
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    カッシア
    変化朝顔(1)
    変化朝顔(2)
    ●カッシア(アンデスの乙女):(9月18日撮影、大船植物園フラワーセンターにて)
     本ブログで過去2度、(小葉のセンナ:別名・カッシア)名で紹介済みですが、その時、葉が少し細長い別種があると説明しました。その別種が今回の写真(アンデスの乙女)です。確かに花では区別がつきませんが、よく見ると葉が前に紹介したものより細長くなっています。
     花言葉=「輝かしい未来・悲しみ」
    ●変化朝顔2種:(9月18日撮影、大船植物園フラワーセンターにて)
     変化朝顔研究会(変化朝顔を愛好し、栽培・育成する同好団体)があり、現在全国に百数十名ほどの会員がいて活動しています。朝顔とはとても思えない、じつに多種多様な形の花を咲かせています。これらの中から今回は、桔梗を思わせる変わり咲き品種、桔梗咲き2種「(1:紅)、(2:淡青)」を紹介しました。
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    ふうりんぶっそうげ
    ごくらくちょうか
    アルピニア・
    プルプラタ
    上の3点はすべて、9月18日、大船植物園フラワーセンターの温室内で撮影しました。
    ●ふうりんぶっそうげ(風鈴仏桑華):
     ユニークな花姿を見せる、ハイビスカスの一種。花弁は細かくちぎれるように裂けて、しかも上向きに反転している。長い花柄が垂れて開花する。
     花言葉=「真の友情・繊細な美しさ・雄弁・上品・愛を持つ・しとやか」
    ●ごくらくちょうか(極楽鳥花):
     極楽鳥は”風鳥(ふうちょう)“という鳥の別名で、金色の美しい飾り羽を尾の部分に持つ。この鳥に似ている花ということで、「極楽鳥花」と命名された。
     花言葉=「全てを手に入れる・気取った恋・万能」
    ●アルピニア・プルプラタ:
     マレーシアなどの太平洋諸島が原産のショウガ科の多年草。赤い花のように見えるのは、長い松笠状の苞で、その間から出る小さいものが花です。この写真からは花は確認できません。観賞用に温室で育てられるようです。ジンジャーの仲間で、苞が赤いので、レッドジンジャーとも呼ばれる。
     花言葉=「一日だけの恋」
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