スマホ事始め（続）／大曲恒雄@クラス1955

記>級会消息 (2012年度, class1955, 消息)

　新井兄から『「らくらくスマホ」でどんなことができるのか、もう少し詳しく解説してほしい 』とのリクエストがあったので、機能の概要を紹介することとしたい。

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「らくらくスマホ」$00A0の 　　ホーム画面 　　　左：上部 　 　　　中：中央部 　　　右：下部

　右写真は「らくらくスマホ」のホーム画面である。起動するとまずトップ画面と称する写真（写真は入れ替え可能）が出てくるが、これを下から上にスライドさせるとホーム画面が現れる。ホーム画面は縦長でほぼ３ページ分あり、やはり下から上へスライドして操作する。左の写真が上部、中の写真が中央部、右の写真が下部に相当する。
なお、中央部と下部の境目に「設定」という項目があるが、この写真では省略している。
　ホーム画面は「らくらくスマホ」の総目次のようなもので、ここから各機能を呼び出していく。その主なものについて概要を紹介する。

(1)電話、メール、電話帳については説明不要と思われるので省略。
(2)ワンタッチダイヤル：「らくらくホン」の特徴の一つである「よくかける電話のトップ３」を登録しておく所。「ワンタッチ」の名前を引き継いではいるが、「らくらくスマホ」では＋１アクションが必要。
(3) i チャネル：ワンタッチダイヤルの下は「i チャネル」というNTTドコモの情報配信サービス用の場所で、天気の情報、ニュースなどが表示される。これは追加契約が必要であるが、天気情報などはかなり細かく翌日の３時間毎の予報、週間予報、衛星画像や雨雲レーダー画面なども表示され、結構役に立つ。
(4)インターネット：URLをインプットして使うのはちょっと面倒だが、検索には便利。
(5) d メニュー：NTTドコモのスマホ向けポータルサイト（インターネットの入り口となるウェブサイト）。ニュースや天気情報を見る他にキイワードを入力してインターネットを検索することができる。i チャンネルとダブる部分もあるが、ニュースメニューはこちらの方が豊富。
(6)カメラ／ビデオ：主カメラ（約800万画素）は本体裏面上部に付いており、また自分撮り用のサブカメラ（約27万画素）が前面上部に付いている。
(7)アルバム：予め内蔵されている写真、及び自分で撮った写真やビデオがMicro SDカードに保存されていて、これを見ることができる。
(8)地図：GPS機能内蔵で自分の現在位置が表示される。
(9)目覚まし：略
(10)しゃべってコンシェル：取説には『「らくらくスマホ」に向かって話しかけるだけでやりたいことを呼び出してくれる機能』と紹介されているが、試してみたことがないので実力のほどは不明。
(11)設定（写真では省略）：各種の設定ができる。例えば、電話の設定、画面の設定、、音・振動の設定、通話音声の設定、通信の設定、セキュリティの設定、等々。
(12)自分の電話番号：略
(13)らくらくホンセンター：不明な点を相談したい時に役に立つ有り難いボタン。センターの対応は親切で、必要なら固定電話を併用して“手取り足取り(?)”教えてくれる。
(14)使い方ガイド：取説に相当する。
(15)健康・生活・趣味：ドコモヘルスケア、歩数計、トルカ、俳句・写真くらぶ、らくらく落語、写真宅配便、ゲーム、おサイフケータイ、メディアプレイヤーなどの項目が含まれている。
(16)テレビ・ラジオ：テレビ各局（ワンセグ）とNHKのネットラジオを視聴できる。
(17)便利ツール：しゃべって簡単操作、電卓、スケジュール、辞書、メモ、お知らせタイマー、ボイスレコーダー、赤外線、バーコード読み取り、拡大鏡、パソコン転送などの項目が含まれている。
(18)あんしんツール：スマホお悩みサポートメニュー、遠隔サポート、エリアメール、災害用キット、あんしんスキャン、SDカードバックアップ、ドコモバックアップ、ドコモ海外利用の各項目が含まれている。
　その他細かいことについてはNTTドコモのホームページ（下記URL）を参照されたい。
$00A0 http://www.nttdocomo.co.jp/product/easy_phone/f12d/topics_01.html

　あとがき
新井リクエストに応えるために、実機と説明資料などを参考に「らくらくスマホ」の機能を一通りオサライしてみたが、沢山の機能が詰め込まれていて結構奥が深いというのが率直な印象である。

2012年10月16日 記>級会消息