5月の花便り/高橋郁雄@クラス1955
記>級会消息 (2011年度, class1955, 消息)
花便りを2年も続けていると、花の写真を撮っても花の名前が判らない場合が多く花の名前を調べるのに手間取っています。
今月は8点の花を紹介します。
|
|
|
もっこうばら(木香薔薇)
|
しゅろ(棕櫚)
|
ベニバナトチノキ(紅花栃の木)
|
●もっこうばら:(5月3日撮影、宮前区内泉福寺付近にて) 棘のない丈夫で育て易いバラなので、自宅付近の随所で見受けました。 花言葉=「純潔。あなたにふさわしい人・初恋・幼い頃の幸せな時間」…3月29日の誕生花。
一重咲きと八重咲きがあるが、一般的にモッコウバラといった場合は、黄色の八重咲きを指します。(黄木香:ロサ・バンクシア・ルテア)は秋篠家、第一子(眞子内親王)のお印となっています・
●しゅろ:(5月5日撮影、宮前区泉福寺付近にて) 花言葉=「勝利・不変の友情」 花の色はクリーム色で雌花です。(雌雄異株)
10月5日(時刻記念日)、12月15日(観光バス記念日)の誕生花。
●ベニハナトチノキ:(5月8日撮影、宮前区土橋にて) 宮前区には植木屋が多くあります。車で傍を通過した時に珍しい赤い花を見つけて、車を道路脇に一時停車して撮りました。名前は直ぐには判りませんでしたが、後に東高根森林公園に同様な花を見つけ標識を見て名前が判りました。
花言葉=「博愛・ぜい沢」 トチノキの花は白色です。トチノキとマロニエ(セイヨウトチノキ)を親として作られた園芸品種。 トチノキは栃木県の県木にです。マロニエはパリの街路樹で有名です。 |
|
|
|
にわぜきしょう(庭石菖)
|
ジキタリス
|
ニセアカシア
|
●にわぜきしょう:(5月8日撮影、自宅のベランダにて) 花言葉=「繁栄・豊な感情・豊富・愛らしい人・きらめき」 4月23日、7月5日の誕生花。
直径5mmほどの小さな花で、不思議なのは太陽にあたると開花し、曇っていると花は開きません。別名:草菖蒲「クサアヤメ」、一日花です。写真ではピントが全部の花に合っていません、ピントが合っている花びらを観賞して下さい。
●ジキタリス:(5月13日撮影、熱海市アカオハーブ&ローズガーデン内にて) 花言葉=「不誠実さ・胸の思い・健康的・熱愛」
別名:キツネノテブクロ・妖精の帽子・魔女の手袋。 強心剤の薬草として知られている。花がつく前の幼葉の頃、食用になるコンフリーと似ているので、間違えて食べて中毒を起こし死んだ例もあり、要注意です。
●ニセアカシア:(5月13日撮影、宮前区第4公園にて) 花言葉=「慕情・親睦・友情・優雅・頼られる人」 別名:「ハリエンジュ(針槐)」
原産地:北アメリカ、黄色い花の「ミモザアカシア」に対比されて「ニセアカシア」となったが日本への導入はこちらが先で、「アカシアの雨が止むとき(歌:西田佐知子)」、「赤いハンカチ(歌:石原裕次郎)」で歌われたアカシアは全て「ニセアカシア」だった。 |
|
|
|
アリウム(ギガンチウム)
|
ミカンの花
|
みかんの花咲く丘(歌詞碑)
|
●アリウム:(5月13日撮影、熱海市アカオハーブ&ローズガーデン内にて) 花言葉=「正しい主張・不屈の心・円満な人柄・無限の悲しみ」 別名:「ハナネギ」
アリウムはタマネギ・ラッキョウ・ニンニク・ニラなどの食用植物と同属の花を観賞するネギ属の総称。アリウムの中でもギガンチウムは巨大な紫紅色の球形の花をつける代表的な品種。
●ミカンの花:(5月14日撮影、伊東市宇佐美にて) 花言葉=「花嫁の喜び・清純・純潔」
伊東市宇佐美の街から亀石峠へ行く途中、道の左側(海を見下ろせる場所)に、童謡「みかんの花咲く丘」の歌碑があります。この歌は昭和21年8月25日、日本で初めてのラジオ二元放送(NHK)で川田正子さんが歌った歌です。歌碑の脇にはこの歌の誕生秘話が書いてあります。概要は放送に間に合わせるために、前日の午後に出来たばかりの歌詞をGHQで検閲を受け、即刻伊東行きの列車に乗り、列車の中で作曲作業をして、宇佐美へ到着の頃完成し、翌日の放送に間に合わせたと言うものです。 |
2011年6月1日 記>級会消息