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  • 10月の花便り/高橋郁雄@クラス1955

     今年の猛暑の影響は花の世界にも波及しているようだ。秋の代表のようなコスモス畑も去年ほどの賑わいが無くなっている。(コスモスの写真参照)
     その他の花も咲く時期のリズムを崩しているように感じる。そんな中で目にした花を以下に紹介する。

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    ミソハギ(禊萩)

    ヤブラン(藪蘭)

    ペンタス

    左:ミソハギ(9月20日撮影、小石川植物園にて) 原産地:日本、朝鮮半島。
    旧暦お盆のときに、ミソハギの枝を水に浸して、仏前の供物に禊(みそぎ)をした。長野県では、お盆の日に花に水をつけて、玄関先でお祓いをして、祖先の霊を迎える。等から別名「盆花(ぼんばな)」とも呼ばれる。(花言葉=悲哀・慈悲・愛の悲しみ・純真な愛情)
    中:ヤブラン(9月20日撮影、小石川植物園にて) 山野に自生し、葉が蘭に似ていることから、「ヤブラン(藪蘭)」と名付けられた。
    「英名はLily turf」、10月26日の誕生花。(花言葉=忍耐・隠された謙遜)
    右:ペンタス(10月2日撮影、鷺沼駅近辺にて) 原産地:熱帯アフリカ、マダカスカル。
    ペンタスはギリシャ語の「pente(5)」の意で、花びらが5弁の星形をしていることに因みます。英名は「Egyptian star cluster」(エジプトの星の群れ)という意で、とてもロマンチックな名前です。(花言葉=願い事・あざやかな行動・誠実・博愛心・希望は実現する)
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    コスモス

    マツバボタン

    トレニア

    左:コスモス(10月8日撮影、伊豆の国市大仁瑞泉郷にて) 昨年の10月の花便りと撮影日は違うが、何か密集度が小さく、さびしいコスモス畑でした。 【花言葉=乙女の純潔・真心・美麗、(ピンク)(少女の純潔)、(赤)(調和)、(白)(美麗・純潔・優美)】
    中:マツバボタン(10月8日撮影、熱海市多賀の道路脇にて) 
    別名:天気草というようです。(開花するのが晴天の昼間だけなので) 【花言葉=可憐・無邪気・かわいらしさ・忍耐】
    右:トレニア(10月14日撮影、自宅付近の花壇にて) 原産地:インドシナ。9月26日の誕生花。
    【花言葉=温和・可憐・愛嬌・ひらめき・可憐な欲望】
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    オオシマノジギク(大島野路菊)

    シオン(紫苑)

    ハマギク(浜菊)

    左:オオシマノジギク(10月19日撮影、小石川植物園にて) 原産地:奄美諸島。オオシマは奄美大島のことでしょう。
    【花言葉=真実】、11月14日の誕生花。
    中:シオン(10月19日撮影、小石川植物園にて) 紫苑(シオン)に春を付けると、春紫苑(はるじおん)または(はるじょおん)という春に道端でよく見かける花があります。それに似た花でやはり春に咲く、姫女苑(ひめじょおん)もあります。紫苑とは別の花ですが、春に機会があれば紹介しようと思います。【花言葉=遠方に或る人を思う・思い出・君を忘れない・追憶】
    右:ハマギク(10月19日撮影、小石川植物園にて) 主に太平洋側の海岸沿いに生える、日本に自生する(野菊)の一種。
    【花言葉=逆境に立ち向かう・単純な美・友愛】
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