2017年五月祭(8)「近未来体験 2017」準備状況のご紹介
区>キャンパス, 記>寄稿 (2017年度, class2018, 五月祭)
2017年5月20日(土)、21日(日)に開催される五月祭での電気系の企画「近未来体験2017」より、後期実験展示をご紹介いたします。
後期実験展示では、学部3年の冬学期に行われる実験で、学生が制作した作品や学んだ内容に関するポスターを展示します。今回はそんな後期実験展示の中からご紹介します。
1) 情報可視化とデータ解析
情報可視化とデータ解析 |
通信技術の発達に伴い、様々なデータの収集が可能となりましたが、データはそれ単体では役に立たず、データから何が分かるかを人が理解できる形式に可視化する必要があります。
情報可視化実験では、効果的な可視化の手法を学び、WEBから入手できるデータベースを元に、D3.jsというライブラリを使って可視化システムを作りました。
五月祭では、GoogleマップのAPIを利用して、現在位置から近いカフェの混雑度を可視化するシステムを展示します。
2) LSIの物理設計/ゲートアレイによるCMOS VLSIの設計試作
LSIの物理設計/ゲートアレイによる CMOS VLSIの設計試作 |
電子工学において重要な役割を持つLSI素子について、実際に設計・制作を通して学ぶのが本実験の目的です。
回路CADを用いたLSI設計から始まり、作成した回路の性能をシミュレーションによって確認し、武田先端知ビルのスーパークリーンルームを使い実際にLSIチップを制作するまでを体験しました。学生が制作したLSIチップも展示予定です。
後期実験展示は学外の方や進学選択中の学部1,2年生に、EEICでは普段どんなことを学んでいるのかを伝えるいい機会だと考えています。
後期実験展示は[ビックリドッキリメカの展示]と合同で工学部2号館245教室で行います。五月祭当日は是非お越しください。
(電子情報工学科4年 鈴木拓馬)