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  • 無題/山崎俊彦

    先日、卒論から博士修了までお世話になった、電気系工学専攻 融合情報学コース 柴田直教授の還暦祝いサプライズパーティーがありました。OB・OG、現役合わせて通算100名強の関係者がいる中で、50人以上の参加者があり、皆で柴田先生の還暦をお祝いできたことをとても嬉しく思うと同時に、メンバーの縦・横の強い繋がりを再認識しました。

    さて、話は変わります。先日、知人に誘われて知的財産マネジメント研究会/smips ( http://www.smips.jp/)で行われた、安念潤司氏(中央大学法科大学院 教授でいらっしゃると同時に、株式会社東京大学TLOの発起人)の「知財法とともに歩んだ10年 ~私が考える「人力」~」という講演を拝聴してきました。なぜ理系より文系の方が生涯賃金が高いのか、から始まり、日本の知的財産政策の歴史など、様々な話がありました。そのなかで「(安念氏ご本人が文系であるという立場から)技術開発ができない文系の人間が、世の中の役に立つ力をつけるためには何が必要か」という話がありました。誤りを恐れずに端的に要約すると、「自分とは違う能力をもった色々な人と知り合いになること」、すなわち、人脈を大事にすることである、と理解しました。

    私は、講義などで学生達に「社会にでていくときに必要なのは、コネ(人脈)と体力とほんのちょっとの英語である」というメッセージを伝えることにしています(この発言の意図は、話がそれてしまうので割愛します)。人脈は大事。そんなことは当たり前で、改めて私が申し上げることでもないのですが、柴田先生の還暦祝いパーティーや安念氏の講演で改めて人と人とのコネクションの大事さを感じました。

    11/15(土)に東大ホームカミングデーが開催されます。同時に、電気系同窓会のイベントも開催されます。SNSやメールなどでバーチャルな繋がりをもてるようになったからか、同窓会に参加される方は減る傾向にありますが、折角の機会ですので是非皆様のお越しをお待ちしております。また、来年度我々の代は学部卒業10年の節目を迎えます。気の早い話ながら、10周年記念同窓会で早くみんなに久しぶりに会いたいなぁ、いや、その前に講義の準備をしなくては!!などと思いながら秋の夜はふけていくのでした。

    (山崎 俊彦:情報理工学系研究科電子情報学専攻・講師)

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