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  • ブリュッセルからディナン、ナミュールへ/大橋康隆@クラス1955

      2004年8月18日朝8時にブルージュ駅を出発し、8時50分にブリュッセル(Bruxelles)駅に到着した。リュックを駅に預けて、早速グラン・プラス(Grand Place)を訪れた。

      グラン・プラスは世界で最も美しい広場と言われており、多くの有名な建築物が聳えているが、撮影した写真には多くの観光客が写っておりブログに掲載できないので残念である。先ず南西面には市庁舎(Hotel de Ville)があり、その塔は遠くからでも眺められる。続いてビール博物館(Maison des Brasseurs)があるが、市庁舎との間に南西に向かう小道がある。 地図ベルギー東部.jpg
    地図ベルギー東部
    写真1セルクラースの像.jpg 写真2小便小僧.jpg 写真3王の家.jpg
    写真1セルクラースの像 写真2小便小僧 写真3王の家
      その入り口のビール博物館側にセルクラースの像(Everard t’Serclaes)がある。(写真1)この像に触れる人々に幸福をもたらすと伝えられ、像は金色に輝いていた。この小道を150m位進むと、小便小僧(Manneken Pis) が現れる。(写真2)ビール博物館から直角に曲がると、南東面にチョコレート博物館と壮大なブラバン侯爵の館(Maison des Ducs de Brabant)がある。更に直角に曲がると北東面になり、市庁舎の正面に王の家(Maison de Roi)がある。現在は、市立博物館として使用されているが、幸いにも観光客が写っていないので、(写真3)に示す。グラン・プラスから南東に進みモン・デ・ザール(Mont des Arts)からグラン・プラスを撮影し、更に進んで王宮(Palais Royal)を訪れた。余りにも見物する所が多く、後ろ髪を引かれる思いで、ブリュッセル駅を17時8分に出発し、南東に向かい18時38分にディナン(Dinant)駅に到着した。ディナンのホテルでは、ムール貝の料理を勧められたが、不思議に美味しくて今でも覚えている。
    写真4ディナンの城塞.jpg 写真5ディナン市街.jpg 写真6ムーズ川岸.jpg
    写真4ディナンの城塞 写真5ディナン市街
    写真6ミューズ川岸
      8月19日は朝早くからロープウェイでディナンの城塞(Citadelle)を訪れた。(写真4)の中央は、玉葱型の尖塔があるノートルダム教会(Collegiale Notre-Dame)で、その右手からロープウェイは出発する。この構図を他の写真と繋ぎ、F8号の油絵にしてNEC OB パレット会展に出品した。城塞から見下ろすディナン市街は、ミューズ川(La Meuse)を挟んで素晴らしい。(写真5)午後はディナンからアンセルム(Anseremme)まで45分で往復するクルーズ船に乗り、ミューズ川の両岸に現れる美しい風景を堪能した。(写真6)ディナンに帰着してからは、市街をゆっくり見物した。サキソフォンを考案した人物の名前が付けられたアドルフ・サックス通り(Rue Adolphe Sax)があり、道路の交差点に大きなサキソフォンが石台の上に飾られていた。この日の夕食もムール貝料理にした。
    写真7ユイ市街.jpg 写真8ナミュール市街.jpg 写真9大聖堂.jpg
    写真7ユイ市街 写真8ナミュール市街 写真9オーバン大聖堂
      8月20日は、ディナン駅を8時16分に出発して東北に進み、ナミュール(Namur)駅に8時44分に到着した。ここで当初の旅行計画を変更し、列車を乗換えて9時30分に出発して東北に進み、9時50分にユイ(Huy)駅に到着した。ユイはナミュールとリエージュ(Liege)の中間点にある町だが、静かで落ち着いた雰囲気が印象的であった。(写真7)ケーブルカーで城塞に登る時間はなかったが、市街地は十分に見物できた。ユイ駅を13時23分に出発して南西に進み、再びナミュール駅に13時47分に到着した。駅から南進して、市庁舎(Hotel de Ville)や市街地を通り抜け、ムーズ川に合流するサンブル川(Sambre)の橋を渡り、城塞(Citadelle)に登った。城塞から見下ろすナミュール市街を(写真8)に、聖オーバン大聖堂(Cathedrale St.Auban)を(写真9)に示す。大急ぎでナミュール駅を16時42分に出発して南東に進み、ルクセンブルグ(Luxembourg)駅に到着したのは18時39分であった。駅に近いホテルを予約していたので、無事夕食に間に合った。
    2 Comments »
    1. 愈々大橋さんの旅もブリュッセルに至って、本当に良い旅をされたと羨ましく拝見して居ます。
      処で今回は景色の他に美味も紹介されました。私はニュージーランドで貝料理にはまりましたが、これはマッスル(mussel)と呼ばれる貝で黒くて薄い殻にぷりぷりの身が詰まって、白ワインと絶妙なコンビでした。地球の反対側でもあり詳しくは知りませんが、大橋さんが賞味されたのと親類ではないかと勝手に想像しました。

      コメント by 小林 凱 — 2019年7月10日 @ 20:21

    2. コメント有難うございました。実は2回目の感染症になりK病院に2週間入院して、一昨日退院したので、返信が遅くなりました。
      ディナンで私が美味しいムール貝料理を堪能できたのは、小林兄がニュージランドで賞味されたマッスル貝料理と同類だと思います。通常のムール貝よりも大きく、ぷりぷりの身が詰まっていたのを思い出しました。

      コメント by 大橋康隆 — 2019年7月14日 @ 15:37

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