カルカッソンヌからアルビ、コルドへ/大橋康隆@クラス1955
記>級会消息 (2018年度, class1955, 消息)
2003年8月10日朝アヴィニョン駅を9時8分に出発し、南西に進み、ナルボンヌ駅(Narbonne)に11時12分に到着した。
ここで下車して駅の写真を撮影し、乗換えて12時3分に出発して西方に進み、12時34分にカルカッソンヌ駅(Carcassonnne)に到着した。駅の近くで昼食をとり、南進して左折してオード川(Aude)にかかる旧橋(Pont Vieux)を渡って20分歩いて城のカルカッソンヌ門に到着した。(写真1)全長3km、52の塔がある城壁を見学したら、へとへとになった。(写真2) | |
地図アルビ周辺 |
しかし、城壁から見下ろすカルカッソンヌの家並は素晴らしく、疲れを忘れさせるに十分だった。再び元気を取り戻して帰路についたが、途中で振り返って撮影した城壁の全景が(写真3)である。
カルカッソンヌ駅を18時18分に出発し、再び西進した。途中で若い女性が車両の通路の反対側の座席に座ると、サンダルを履いたまま両足を前の座席に乗せた。次の駅で、中年の女性が乗ってきて、両足を平手でぴしゃりと叩いたら、素直に足を降ろしたので、そのあとにデンと座り込み、何事もなかったように、2人共平然としていた。日本人はフランスと言えばパリ・モードを刷り込まれているので、この様子を眺めてワイルドさに驚くかもしれないが、地方ではどうということもないのであろう。ツールーズ駅(Toulouse)に19時6分に到着したが、大きな駅で大勢の乗客が降りた。乗り換え時間が短く、急いでアルビ駅に行く列車のホームを探していたら、若い米国人大学生らしき青年が、「アルビ行きのホームは何処ですか。」と尋ねてきたので、「我々もアルビに行きます。」と答えたらすっかり喜んで付いてきた。ツールーズ駅を19時6分に出発して、東北に進み、20時30分にアルビ駅(Albi)に到着した。
アルビでは大急ぎでサント・セシル大聖堂(Cathedrale Ste-Cecile)やツールーズ・ロートレック美術館(Musee Toulouse-Lautrec)(写真4)、タルン川(Tarn)の川岸から対岸の(写真5)を撮影した。更に、ヴィユー橋(Pont Vieux)を渡り、アルビの町を撮影した。(写真6)大聖堂の全景が堂々としている。
8月11日朝、アルビの長距離バスターミナルを8時55分に出発し、西北に進み、コルドのバス停に9時26分に到着した。コルド・シュル・シエル(Cordes-sur-ciel:空の上のコルド)は地名の通り(写真7)(写真8)の様な坂道を登って行かねばならない。しかし、次々に現れる風景に見とれて時間が経過するのを忘れてしまう。麓から撮影したコルドの全景(写真9)も素晴らしい。コルドのバス停を17時15分に出発して、アルビのバス停に17時45分に到着した。
2018年12月1日 記>級会消息