8月の花便り/高橋郁雄@クラス1955
記>級会消息 (2018年度, class1955, 消息)
今回は、野川公園の自然観察園からです。3枚すべて8月14日に撮影しました。
|
|
|
ヒオウギ |
つりがねにんじん |
ヘクソカズラ |
●ヒオウギ(檜扇):葉が“扇”を広げたような姿。これが「檜扇(ひおうぎ)」の名前の由来。オレンジ色の斑点がある6弁花が咲く。檜扇とは(ヒノキの薄い板をとじ合わせた扇)のこと。種は黒色で「射干玉(ぬばたま)」または「烏羽玉(うばたま)」という。種が黒い(烏は黒い)ことから別名「烏扇(からす)おうぎ」ともいう。
花言葉=「誠意・誠実・個性美」。
●つりがねにんじん(釣鐘人参):花の形が「釣鐘」形で、白く太い根が人参の形に似ていることから「釣鐘人参」という。写真のピントがあっていなくて申し訳ありません。ここでいう人参とは、橙色の野菜の人参ではなく、薬草で名高い「高麗人参(朝鮮人参)」のこと。
花言葉=「詩的な愛・優しい愛情・感謝・誠実・遠慮・大切な思い出」。
●ヘクソカズラ(屁糞葛):すごい名前だが、枝や葉をもむと悪臭があることからこの名前になったとか・・・。この匂いのため、この植物を食べる虫はほとんどないらしい。花の内側の紅紫色の部分をお灸をした跡に見立てて「灸花(やいとばな)」という別名がある。花を水に浮かべた姿が早乙女(田植えする娘)がかぶる笠に似ていることから「早乙女花(さおとめばな)」という別名がある。
秋に、茶色いパチンコ玉のような丸い実をつける。昔はこの実の汁を、しもやけやあかぎれに塗っていたとか・・・。
花言葉=「人嫌い・誤解を解きたい・意外性のある」。
|
2018年9月1日 記>級会消息