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  • 12月の花便り/高橋郁雄@クラス1955

     2016年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
     さて、今回の花便りは新宿御苑と大船植物園フラワーセンターからです。

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    ヒマラヤ桜 落羽松の気根 水仙(ペーパーホワイト
    ヒマラヤ桜:12月8日に新宿御苑で撮影。
     ヒマラヤ桜はこのブログで平成10年から毎年1月の花便りで取り上げました。熱海の原木から始まり、熱海渚公園、東京の戸越公園、小石川植物園、横浜市藤が丘地区センター、東大赤門、大船植物園フラワーセンター、と取材を続けましたが、今回初めて新宿御苑で取材出来ました。写真で判るようにかなり成熟したヒマラヤ桜のようでした。
    落羽松(ラクウショウ)の気根(キコン):12月8日に新宿御苑で撮影。
     気根は花ではないが、Webで「ラクウショウ」を検索すると「季節の花」として解説してあり、また写真でも判るように異様な姿形をしていて珍しい光景なので取り上げました。
     落羽松は針葉樹の高木で、葉は線形、秋に落葉するそのさまが鳥の羽のように落葉するので、「落羽松」という名となった。湿地や沼地に生育するので「ヌマスギ」とも呼ばれる。新緑や紅葉が美しいという。写真では奥の太い幹が落羽松です。
     気根は落羽松の根から出ているもので地上や水面上に出て、酸素を取り入れる働きをしている。新宿御苑の落羽松は明治時代に植えられたもので、樹齢100年を超える大木である。
    水仙(ペーパーホワイト):12月8日に新宿御苑で撮影。
     このブログで平成12年から毎年何らかの水仙を取り上げました。その種類は(黄水仙・日本水仙・ジャコウ水仙・ガリル水仙・ラッパ水仙・夏水仙)などです。このペーパーホワイトは、ガリル水仙によく似ていますが、別種のようです。別名(白花水仙)とも言います。名前の由来は、花弁が紙のように白いことから・・・。
     原産地:地中海沿岸地方(平安時代に渡来)。花言葉=「神秘・尊重」
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    キンセンカ チャイニーズ・ハット マーガレット・コスモス
    キンセンカ(金盞花):12月12日に大船植物園フラワーセンターで撮影しました。
     2011年3月1日号に1度掲載済みで、今回は2度目です。
     名前の由来:「盞」という字は「さかずき」を意味する。「金色のさかずきのような花」であって、縁起が良さそうな名前です。学名の「Calendula(カレンデュラ)」はラテン語の「Calendae(毎月の第1日)」が語源、どの月の初めにも同じように咲いているほど花期が長いという意味。この語はカレンダーの語源でもある。花は日の出とともに開き、夜には閉じる。
     花言葉=「慈愛・別れの悲しみ・乙女の美しい姿・失望・悲しみ・用心深い・悲嘆・静かな思い」
    チャイニーズ・ハット:12月12日に大船植物園フラワーセンターの温室で撮影しました。
     花は「萼(がく)」の部分から筒形に細く伸びている部分で、萼の部分が中国の帽子のように見えるので、チャイニーズ・ハットという名前になった。
     花言葉=「かわいらしい・着飾る」など。
    マーガレット・コスモス:12月12日に大船植物園フラワーセンターの温室で撮影しました。
     別名:(ガモレビス、イエローエンジェル)、英名:(African bush daisy)。南アフリカ地方原産、夏から秋にかけて開花する。花は(ユリオプスデージー)によく似ているが、別種。ユリオプスデージーの葉は(銀白色)マーガレット・コスモスの葉は(濃緑色)で、葉で見分けられるという。
     花言葉=「真実の愛・心に秘めた愛・謙譲・恋占い」など。
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