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  • 60年会報告の追記/武田充司@クラス1955

     60年会も無事に終り、我々幹事の仕事も無くなったので、12月9日(水曜)、打ち上げ会を新橋の新橋亭でやりましたが、その席で、60年会終了後に入ってきた新たな情報など幾つか、皆さんにお知らせした方がよいことが話題になりましたので、以下に要点のみ報告します。

    (1)秋山稔君から60年会の報告を受け取ったお礼の手紙が来て、その中で最近転居したと書かれていました。新住所は、ここには書きませんが、我々幹事が知っていますので必要なときには問い合わせて下さい。なお、当分の間、といっても何時までか保証の限りではありませんが、大野栄一君が名簿を管理していますので、大野君と連絡をとるのがよいと思います。
    (2)近況報告には書いてなかったのですが、森岡昇君は、今年の3月に奥様を亡くされたそうです。僕のところに来た年始挨拶欠礼の葉書で知りました。
    (3)先日、皆さんに郵送した「60年会会計報告」の通り、残金は33,740円ですが、銀行口座を解約した時点で、税引き利息が9円ついていました。したがって、33,749円を、東京大学電気系同窓会の「ゆうちょ銀行口座」に、「1955年電気工学科卒一同」(代表者:武田充司)からの寄付として、11月16日に振り込みました。
    (4)11月16日のブログに書きました「60年会の報告」の中で、幹事団として皆さんにお約束しました「物故された諸兄のご遺族にも、個別の事情に応じた何らかの対応をとること」に関してですが、ご遺族の住所がはっきり分かっている方々に対して、皆さんに送った最新の名簿とともに、以下のようなご挨拶の手紙を11月下旬に発送しました。
    ***************
    故------様のご遺族の方へ
    昭和30年東京大学電気工学科卒業生「60年会」幹事より
     ご遺族の皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。故------様とともに東大の電気工学科を昭和30年(1955年)に卒業しました我々も既に80歳を越え、その間に次々に級友を失い、卒業時には50人であった同級生も現在では31名となってしまいました。
     我々は卒業以来5年毎に同級会を開いて同じ学舎に青春時代を過ごした者の友情を大切にしてまいりましたが、今年は電気工学科卒業から60年の節目の年に当たりますので、生き残った者による卒業60周年の会、通称「60年会」を、去る11月5日、東京の品川プリンスホテルにて開催いたしました。
     しかし、現在の我々の年齢を考えますと、今後、このような会を催すことは困難であろうと思い、「60年会」に集まった諸兄と相談して、今回をもってこうした会合を終らせることに致しました。また、「60年会」終了後の清算で残った資金は東京大学電気系同窓会に寄付することに致しました。
     これからは、有志の者が声を掛け合って時々集まる気軽な会合をもつことで、お互いの安否を確認し、旧交を温めることにしようということになりました。既に、これまでも、横浜とその近郊に在住する級友が3月末と9月末に横浜に集まる「横浜30会」という気楽な会合がありますので、そうした会合を維持して行きたいと思っております。
     鬼籍に入られた級友諸兄のご遺族にとって、このような事は無用な煩わしい話かとも思いましたが、この機会に、以上のような状況になりましたことをお伝えし、それと共に、今回の「60年会」開催に当たって我々幹事団が鋭意調査して作成しました同級生50人の最新の名簿をお届けしてはどうかと考えました。
     同封の名簿が何らかの形でご遺族の方のお役に立つことがあれば、我々「60年会」の幹事団としても望外の幸いです。
     なお、11月5日開催の「60年会」には、新井、太田、大野、大橋、小林、小松、斎藤、沢辺、杉沼、高橋、武田、寺山、中林、新田、林、守末、山崎、吉沢、吉田の19名の級友と守末夫人の合計20名が出席しました。会の詳細は我々のブログである「でんきけい1955」(http://denkikei1955.seesaa.net/)の2015年11月16日版に「60年会の報告」として載っていますので、関心のある方は是非このブログにアクセスしてみて下さい。我々同級生仲間の様々な情報や談話も載っています。
     ご遺族の皆様方のご健勝を心より祈念しております。
    2015年11月
    「60年会」幹事:新井彰、大野栄一、小松凱、武田充司、林義昭
                          (代表)-----
             
    **************
     この挨拶状の冒頭にある2つの破線部分には、故人の氏名を手書きで入れ、最後の破線部分には武田が署名しました。
     これに対して、幾人ものご遺族の方から大変心のこもったお礼の手紙を頂きました。そのひとつひとつをここに報告することは差し控えますが、その中には、同封されていた名簿を見ながら故人が生前にお付き合いしていた級友の皆さんのことを思い出しましたというお話や、故人の仏前にこの挨拶状と名簿を手向けて報告しましたというようなことが縷々書かれていました。このような様々な感慨を込めたご遺族の方々からの手紙を拝読して、我々幹事一同、胸が熱くなる思いを致しました。そして、「最後に本当によいことをした」という我々の気持ちを皆さんと共有したいと思い、この報告を書いた次第です。
     年末になり、街のあちこちにLEDを使った見事な電飾が見られるようになりました。しかし、正直言って、80過ぎの老人が寒い師走の夜の街に出掛けるのも剣呑と、2年前(2013年)の12月1日のブログに載った森山レポート「イルミネーション2013東京ミッドタウンと六本木ヒルズ」のモーリスビデオラボ制作のビデオをもう一度見て、もうこういうビデオをブログに投稿してくれる人もいなくなったのだなあと思いつつ、故人を偲びました。皆さん、よいお年をお迎え下さい。(2015年12月12日 記)
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