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  • 気ままな人生(9)「音楽を楽(らく)して楽(たの)しむ」/小松凱@クラス1955

      カラオケの歌に合わせて歌いながら、キーボードで音を出して楽しんでもらうようにしています。

    (1)$00A0最初は、キーボードで楽譜など気にしないで、失敗しながら、音を楽しんでもらうのです。ヘッドホーンで音が外へ出ないようにしておけば、弾いている振りをするだけで良いというメリットもあります。幼児に戻った気持ちになって、失敗を楽しむ、そして少しずつ修正する感覚をつかむことが狙いです。
    (2)$00A0私達の年代では、楽譜になじめない人が多いのですが、それは、それでメリットがあることを認識してもらうのです。キーボードには、鍵盤が光って教えてくれる機能があります。ゲーム感覚で、それを「もぐらたたき」の要領で叩いたりすることができます。
    (3)$00A0楽譜にしても、皆さん、♯、♭が付くと、途端に困った顔をします。だから、♯や♭が付かない「ハ長調」の楽譜に編集してあげると、割合気楽に弾いてくれます。カラオケの歌に合わせて弾く時は、キーボードの「トランスポーズ(キー音の調整)」を+*、-*するだけで音を合わせることが出来ます。
    (4)$00A0楽譜には、「繰り返し記号」があって、これが苦手な方が多いですね。これも、楽譜を編集して、「繰り返し記号」の無い形にして(それだけ長くなりますが)先へ先へと読んでいけば良いように出来ます。
    (5)$00A0音符も(♪形式)では、読み難いようです。そんな方には、「ハーモニカ」の楽譜、数字譜にしてあげると読みやすいと言っています。
    (6)$00A0ハーモニカは小さくて軽くて、一般の歌の演奏には好適ですが、半音がやっかいです。複数のハーモニカを使ったり「クロマテイック」というハーモニカですと、出っ張った金具を押すだけで半音上げられます。
    (7)$00A0最後に、例えば、3月?までやっていた「マッサン」の「麦の唄」ですが、♭が2つ(変ロ長調)、それからシャープが5つ(ロ長調)、の組み合わせになっていて見ただけで、眼を回してしまう人がいます。変ロとロですから、実は、ロは半音高くなっているだけです。だから、♭2つの変ロでは、ハーモニカを普通に吹き、♯5つのロでは金具を押しておいて吹くだけで、楽しむことができます。キーボードなら、「トランスポーズ」キーを+1、あるいは-1、するだけで楽しめます。
      楽譜例を参考までに添付します。
    麦の唄(原曲).pdf$00A0 麦の唄(繰り返し簡素化).pdf$00A0 麦の唄(音程・数字譜・漢字化(最終5)).pdf$00A0
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