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  • 10月の花便り/高橋郁雄@クラス1955

     10月は生田緑地ばら苑と新宿御苑を散歩しながら、目にとまった花を紹介します。

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    カワラナデシコ
    秋明菊
    ヤスミヌム・レクス

    ●カワラナデシコ(河原撫子):10月13日生田緑地ばら苑で撮影しました。今年のばら苑公開は10月11日~11月4日でした。薔薇の写真も沢山撮りましたが、新宿御苑で撮った花が多いので、この1点だけにしました。花言葉=「可憐・大胆・貞節」
    ●秋明菊:(10月14日撮影、自宅の近所で)今年も綺麗に咲きました。花色は白色と紫紅色があり、各地で見られますが、特に京都の貴船山に多く自生するため、キブネギク(貴船菊)の別名があるそうです。花言葉=「忍耐・薄れゆく愛・多感なとき」

    【ヤスミヌム・レクス~サンゴノボタン】の5枚は10月22日に新宿御苑の大温室で撮影しました。
    ●ヤスミヌム・レクス:タイ原産のつる性低木植物。Webで調べたら、ヤスミヌム属の中で最大の花(約5cm)をつけるそうです。白さが目立つ花です。しかし花に芳香は無い。ヤスミヌム属の香りのある白花種として有名なのは、マツリカで、マツリカの花からはジャスミン茶が出来るとのことです。花言葉=「愛らしさ・愛嬌・優美・清純・温和・無邪気。あなたは私のもの・私はあなたについて行く・素直・気立ての良さ。官能的」

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    サンタンカ
    ストレリチア・ユンケア
    ハマオモト

    ●サンタンカ(山丹花):中国南部やマレーシア原産、日本へは江戸時代に、琉球を経由して渡来。花言葉=「喜び・謹厳・張り切る・可憐・熱き思い」
    ●ストレリチア・ユンケア:先月の花便りの中で、「極楽鳥花」を紹介したが、それの変種だそうです。「極楽鳥花」の葉が殆ど無くなり、少し残る葉は円柱状となっています。極楽鳥花より乾燥地帯に分布する種で、乾燥に適した形態に進化したものだそうです。

    ●ハマオモト(浜万年青):別名「ハマユウ(浜木綿)」花言葉=「汚れがない、純潔・どこか遠くへ」
     長い葉がオモト(万年青)に似ていて、温暖な砂浜でよく見かけられる海浜植物であるので、ハマオモト(浜万年青)と呼ばれる。宮崎県の県花。因みに(万年青)は、名前の通り一年を通して青いことに由来していて、吉草、長寿層とも呼ばれ、花言葉も「長寿・長命」です。

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    サンゴノボタン
    ヒボケ(緋木瓜)
    ジューガツザクラ
    ●サンゴノボタン(珊瑚野牡丹):原産地=東南アジア/アフリカ/太平洋上の島々(それぞれ熱帯地域) 花言葉=「温和」
    ●ヒボケ(緋木瓜):(10月22日、新宿御苑の温室を出てから、御苑内で撮影しました)$00A0 平安時代に渡来した、中国原産の落葉低木。緋色の花色が名前の由来、この緋色がとてもきれいでした。冬に咲くことから「かんぼけ(寒木瓜)」とも呼ばれる。開花時期は(10月~1月)
    ●ジュウガツザクラ(十月桜):(ヒボケと同じく、御苑内で撮影しました)$00A0 花弁は八重、白または薄ピンク。全体の1/3が10月ごろから咲き、残りの2/3が春に咲くそうで、1年に2回楽しめるそうです。
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