8月の花便り/高橋郁雄@クラス1955
記>級会消息 (2013年度, class1955, 消息)
今年の8月も特別に暑かった。この暑さの中でも健気に咲く花を汗をかきながら追いかけました。
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キツネノカミソリ
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キクイモ
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ミズカンナ
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●キツネノカミソリ(狐の剃刀):(8月8日撮影、東高根森林公園にて)
彼岸花科の花。花の色が狐色で葉の形が剃刀に似ているから、この名前になった。しかし、葉は花のあとでのびてくるという。従ってこの写真では葉の形を確認できない。「きつね」と名の付く草花は、本来のものに比べて、見劣りがするという意味を持つ。
例①ジキタリス:狐の手袋、例②グロリオサ:狐百合
花言葉=「悲しき思い出・情熱・独立・再会・あきらめ・恐怖」
●キクイモ(菊芋):(8月13日撮影、小石川植物園にて) 別名:からいも(唐薯):はっしょういも(八升芋)
キクイモの名は、花が菊に似ていて、地中に芋が出来るということから命名された。
芋の姿・形は「生姜(ショウガ)」にそっくりだが、成分や味は全く異質。根(芋)には腸内でフラクトオリゴ糖となる「イヌリン」という成分が含まれ、血糖値改善作用、整腸作用があり、健康食品として販売されている。また、ビタミンB1、B2やMgなどのミネラル、たんぱく質、脂肪も含まれている。
花言葉=「陰徳・美徳」 陰徳=人に知られないようにひそかにする善行。
●ミズカンナ:(8月13日撮影、小石川植物園にて)
水中に生え、夏、紫色の花が咲く。名前の通り、葉が「カンナ」に似ている。 花言葉=「快活・熱い思い・堅実な未来」
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クサチョウチクトウ
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キョウチクトウ
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ヤエヤマブキ
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上の3枚の写真はすべて、(8月13日に小石川植物園で撮影しました)
●クサキョウチクトウ(草夾竹桃):名前の由来=花が夾竹桃に似ているから。花の香りが花魁(おいらん)のつける白粉に似ていることから、別名で「オイランソウ」とも呼ばれる。ピンク・紅紫や白の小さな花を穂状に咲きます。
花言葉=「あなたに同意・不活発・温和」
●キョウチクトウ(夾竹桃):この花については2009/8/1付のこのブログで既に掲載していますが、草夾竹桃の花が夾竹桃の花に似ているとのことですので、再掲しました。花そのものを比較してみて下さい。
●ヤエヤマブキ(八重山吹):この花についても、既に2010年5月、2013年5月にこのブログに掲載済みで、それぞれ4/16、4/15に撮影した写真を載せています。また、Webで八重山吹を検索してみると、八重山吹の開花時期は山吹よりも少し遅い(4/15~5/5頃)と出ています。東大の小石川植物園で8/13日に咲いていましたので、不思議に思い、植物園の入り口の受付の職員に何故今頃八重山吹が咲くのですか?と聞きましたが、わからないと言っていました。 |
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シカクヒマワリ
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ヒマワリ
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ヒマワリ展望
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●シカクヒマワリ(四角向日葵):(8月13日撮影、小石川植物園にて)
ヒマワリに近い仲間。原産地は北米の南東部。和名の由来は、茎が四角いところから・・・。
「しげしげと、花覗き込み、考える、四角向日葵、どこが四角い」 花言葉=「日ごとの美しさ」
●ヒマワリ●ヒマワリ展望:(8月20日撮影、座間市ひまわりまつり座間会場にて)
暑い夏にぴったりの花と云えば、ひまわりでしょうか。座間市でひまわり祭りが開かれるとの情報を見て行ってきました。会場の中に展望台が出来ていてそこからの写真が最後の写真です。この2枚の写真をよく見るとわかりますが、なぜか花は太陽を背にしています。向日葵(ひまわり)というから太陽を追いかけて向きを変えると思っていましたが、実は蕾の頃はそのようですが、それ以降はそうではないようです。
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2013年9月1日 記>級会消息
キツネのカミソリは科学博物館地球館の4階にある雑木林のジオラマにもアズマネザサの中に置かれていて、昔は大変ポピュラーな花だったのでしょう。可憐な花が私の気持ちを捕えてボランティアに出たとき一番初めに覚えた花でした。私の小学校の頃小石川植物園の近所に住んでいてよくここで遊びました。当時はタダで入ることが出来ました。桜は見事。5月だったと思いますがハンカチの木に白い花が咲きます。
コメント by 匿名 — 2013年9月3日 @ 21:36
上のコメントは斎藤さんからです。
コメント by 大曲 恒雄 — 2013年9月4日 @ 08:29