第83回同窓会総会・講演会・懇親会が開催されました
2019/10/19(土)、ホームカミングデイが開催される本郷キャンパスで、電気系同窓会の総会・講演会・懇親会が開催されました。
14:30に第83回同窓会総会が始まり、2018年度事業の報告・決算の承認、2019年度の事業計画/予算/役員の承認が行われました。そして恒例となった、学生による今年の活動報告とご協力の御礼、更に次年度の五月祭企画紹介と、引き続くご支援/ご協力のお願いがありました。
最後に、原島博理事長の退任の挨拶を兼ねた特別ミニ講演「電気の歴史-勝手に振り返る-」が開かれ、原島先生のユニークな視点による219年に亘る電気の歴史を、出席者は興味深く拝聴しました。
15:30からは古関隆章先生の司会で講演会『小惑星探査機「はやぶさ2」で宇宙の謎に迫る』が開かれました。講演者の久保田孝氏(JAXA)は小惑星探査機「はやぶさ2」の最先端技術と今後の月惑星表面探査、大島武氏(NEC)は小惑星と金星を例にして深宇宙探査機の作り方、福田盛介氏(JAXA)は小型月着陸実証機SLIMと最新の衛星技術、についてそれぞれ発表しました。
関心の高いテーマとあって会場には、同窓生以外にも多くの方が詰めかけ、約200名の聴衆を数えました。子どもさんを連れたご家族連れも含め、講演者の話を皆さん熱心に聴いていました。各講演のプレゼン内容を以下に掲載します。
「小惑星探査機「はやぶさ2」の最先端技術と今後の月惑星表面探査」<資料PDF:5.9MB>
◇大島武氏(NEC)
「小惑星と金星を例にして深宇宙探査機の作り方」<資料PDF:3.8MB>
◇福田盛介氏(JAXA)
「小型月着陸実証機SLIMと最新の衛星技術」<資料PDF:2.9MB>
17:30には講演会を終え会場を電気系会議室に移して、講演会の続きのパネル討論が開かれました。モデレータ:宝珠山治氏(日本電気)と諏訪啓氏(三菱電機)の巧みな司会の下で熱心な質疑が30分ほど続き、そのまま懇親会へと移行。中野義昭総務理事と大谷淳一企画理事の司会の下、最長老名誉教授の林友直先生による乾杯の挨拶で懇親会が和やかにスタート。現役学生から90歳過ぎのシニアまで世代を超えた同窓生が歓談し、旧交を温めました。宴の半ば、本年退職された日高邦彦先生と桜井貴康先生の退職教員挨拶が司会により代読されました。